Penny Lane Music

福岡市中央区赤坂
ピアノ・ボーカル・ギターなど大人のためのポピュラー音楽教室

銀座カンカン娘

2010-11-12 15:43:27 | レッスンエピソード
  12月のプログラムから・・・。
銀座カンカン娘は1949年4月、高峰秀子で発表されました。服部メロディです。
1949年、昭和24年です。この年、まだ戦地からの帰国を待ち望む人々が多いそんなころ、
ビッグニュース、湯川博士のノーベル賞受賞、日本が大きな自信を取り戻すことになったと、
ほんとですねー、これ、当時きっとすごかったでしょうね。
 
 同タイトルの映画がその夏、公開しました。 

     

 笠置シヅ子・高峰秀子。この曲は笠置シヅ子さんみたいな感じですが、この時はあえてそうしなかったと・・・。
高峰秀子さんは私はよくわかりませんが、綺麗な方ですねー。お人形みたい。
これ、云わばミュージカルですね。主演の二人のほか、灰田勝彦、岸井明など当時人気の
所謂エンターテイナーたちが歌声を披露します。

  ではそのカンカン娘、歌と・・・その映画のオープニングシーンがアップされていましたのでどうぞ。
出演者のテロップからです。

      銀座カンカン娘

 なんかすてきですねー。この時代背景。いいなぁ。
そもそもこのモノクロっていうのがいいんです。なんだか暖かい。
この映画自体はそれほど名作としてあとに残って・・・というのではないようですが、
カンカン娘の歌はとにかく大流行。これはこの年の4月の発売。
その名曲ぶりは、カバーの多さが物語っています。陽水をはじめとするその後のアーティストたちが
本当にたくさん、録音しています。
 さすがの「服部良一」の世界です。かっこいいですものねー。
時代が変わっても、かっこいい、という形容詞は失われることなく、この曲の名曲ぶりを示します。

 12月、どうぞみなさん、一緒に歌ってくださいね(*^_^*)


・・・・追伸

 余談ですが・・・この映画見たことないのですが、貴重なシーンだけ、見たことがあります。
あの五代目「志ん生」が噺家として出演していて実際高座をしてるのです。貴重です。
動いてる「志ん生」!ちなみに「替わり目」です。
 ご興味のある方はどうぞ。

       カンカン娘 替わり目
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