東京キッド

　昭和２５年、映画「東京キッド」はデビュー２年目の美空ひばりの
その人気を不動のものにしました。撮影当時わずか１２歳。

　花菱アチャコ、エノケンこと榎本健一、堺駿二など大スター達に
囲まれてその天才少女はのびのびと歌います。

　生き別れになった父と子、物理的にも心もとすれ違い、なかなか再会できずに
いるけれど、最後は一緒に生きていくようになる・・・という物語。
戦後の混乱期です、決して物語ではなく多くの人々が経験していたことでしょう。
もちろん、大ヒット。
その映画の映像がありました。こどもが歌っているとは思えないその歌声をどうぞ。

　映画「東京キッド」　美空ひばり

　津軽の映像も続いてましたが、この歌も個人的には大好きです。

　天才という言葉があるなら、やっぱり一番似合う人ですね。
今ならばビデオなんかでたくさん勉強することはできますが、この当時、
そんなことがあるはずもなく、一体この少女にはどうしてこんな動きや歌が可能だったのか。
教えられてできるものではない・・・ですよね・・・^_^;

　本当に美しい方でした。晩年の美しさはもう透き通るようで、なにもかももう
悟りきったような凛としたその様子は、今見ても胸が熱くなります。

　東京キッド、一番美しかった東京ドームのその姿で・・・・

　　　　東京キッド　美空ひばり


　なぜ、突然、美空ひばりか・・・って？命日が近い・・・確かに。
ちょうど、一週間後ですね。そろそろ特番もはじまるでしょう。
でもそうじゃなくて(^_^;)
今、今度の日曜日のプログラム作りしています(^_^;)
この曲、今度あるんですよ。ピアノ演奏です。みなさん、一緒に歌ってくださいね。

　ひばりさんのことは書きだしたらきりがなくなります。
こんなすばらしいボーカリスト、そういませんからね。大好きな歌もいっぱいです。
でも・・・今はそんなときじゃなかった(^_^;)
プログラム作りにもどらなくちゃ！