ぺんぺん草

レンズで宮古島からこんにちは!

さようなら DA★16-50mmF2.8

2008-12-06 | 過去使用分


DA★16-50mmF2.8とK20Dで、写し出される画。
どうしても納得できず、修理調整し、撮影法を工夫してきました。
でも、所有する同じズームのDA18-55mmF3.5-5.6AL II、
SP AF17-50mm F2.8 A16、AF18-250mm F3.5-6.3 A18と比べると、
どう考えても、どう撮影してもすっきりしない絵が出てくるのです。
DA★16-50mmF2.8に期待して、SDMで心地良く撮影をし、
自宅に帰ってPCで見た時、いつもガックリしたのです。
諸先輩からは、DA★なのにそんなことはないだろー!
バカ者とおしかりを受けそうですが・・。

確かに修理調整してもらい、ピントのキレはよくなりました。
もともとQSFで最後はMFで合わせるのですが。
絞れば中央部はビシッツクッキリ画が見られるのですが、
なにかギラギラした感じがあり、
また、中央以外の周辺部はボケというよりはヘンに色が流れ、
滲んでいるようにも見えるのです。
室内とか日陰ではそれほど目立たないのですが、
屋外で外光が入るとその具合が顕著です。
確かに、防滴でQSFで超音波モーターで扱いは重い以外とても快適なのですが、
どうやっても自分が思う、そして気持ちよい絵にならないレンズは、
精神衛生上よくありません。

しかし、このような絵がはき出されるのは、私の技術がまずい性なのか、
はてさてレンズそのものに問題があるのでしょうか?
ネット上でも高価で高性能の★レンズだからというわけではなく、
写りそのものに疑問の声が多々上がってきました。

そこで見つけたのがこの記事です↓
デジカメinfoさんの、ペンタックスDA★16-50mm F2.8は周辺の描写が甘いのが問題

このリソースは、
photozoneのPentax SMC-DA* 16-50mm f/2.8 ED [IF] SDM - Test Report / Reviewです。

また、この内容と同じような結果が、
dpreview.comの他のレンズと比較するレビューにあります。

これを見ると、今まで私が感じていたこと悩んでいたことが、
やはりこの特性のためだったのかと納得できてしまいます。
他の疑問をあげていた方も、これらの点を気にされていたのではないでしょうか。
つまり、DA★16-50mmは、焦点距離全域で中央以外の解像度がかなり低いのです。
photozoneの同じテストが、
DA16-45mm、SP AF17-50mmでもされていますが、
明らかに中央以外の解像度はDA★16-50mmで、
のきなみ低い結果です。
F5.6以上に絞ればやや改善される傾向があるようです。
ただし、中央は絞れば他のレンズを凌駕する高解像度になるようです。
さらに、倍率色収差もかなりよくない結果が出ているようです。
これも絞ればやや改善するようです。
DA★16-50mmの他の諸先輩方の作例で、いいじゃないのと思うのは、
F8以上に絞り込まれた絵が多いとも思われました。

つまり、対象物を中央に持ってきて、
F5.6以上に絞り込めばこの弱点を減らすことができると言うことです。
みなさんがクセのあるレンズ、扱いが難しい、決まれば凄い映写、
漫然と撮影ができないレンズというのはこのことをあらわしているのでしょうか。

さて、困りました。
私の場合、このレンズに期待したのは、あくまでズームレンズなので、
もう少し気軽に使って、写りも納得できるものを
バンバン輩出してもらいたかったからです。
お値段もPENTAXの中ではかなり高価です。
こんなんだったら、お気軽撮影は、
DA16-45mmやSP AF17-50mmで、
気合いを入れたい時は単焦点でいいのではと思いました。

で、
さようなら DA★16-50mmF2.8 (;_;)/~~~

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