以前、ヤフオクで赤外線写真用 *ist DS2を手に入れたことを報告しました
一眼レフに赤外線フイルターを付けるとフォーカスがズレ、補正しないといけません
昔のレンズだとフォーカスダイヤルに赤外線指標がついていてそれで補正したそうです
でも、現代のレンズにはそのような指標はついていません
一方、ミラーレスカメラだとそのままAFすれば良いそうです
赤外線写真用に使っている*ist DS2は一眼レフでミラーレスではありません
ヤフオクの販売元がフォーカスは調整してあるとのことでしたが心配になり確認してみます
確認の方法は、AF微調整:HD D FA 24-70mmF2.8 & K-1 と同じです
赤外線写真用 *ist DS2に今年専用に使おうと思っているHD PENTAX-DA 21mmF3.2AL Limitedを装着 ↓↓
atacolor Spyder LensCal のターゲットを撮影します ↓↓ 絞り開放、最短近くで水平に
現像してみます ↓↓ 赤外線写真なので真っ赤な画像ですが明るさ、ホワイトバランス調整しました
おーっつ、少しだけ前ピンかもしれないけど良しとします!
さて、もしフォーカス調整するとしたら?
また、ヤフオクの販売業者さんはAF調整してありますと言ってましたがどうやってやったのか??
最近の一眼中級機以上にはメニュー内にAF微調整できる項目があります
しかし、この18年前の*ist DS2にはそんな高度なメニュー項目はありません
ネット調べていたら、
えっつ!?!?
PENTAXの古い機種にも裏メニューでAF微調整ができるとか!!
参考(1)価格コムの中でチングルマistさんが解説されています(2007年)
参考(2)デジカメで遊んでます〜たまにビデオもネ!さんも画像付きで解説されています(2008年)
将来、上記2カ所消えてしまったら困るので下記にやり方記録しておきます ↓↓
1・電源OFF 2・[AE-L]+[INFO] ボタンを同時に押しながら電源ON 3・[MENU] -> [MENU] -> [INFO] の順番にボタンを押す(↑電源ONから5秒以内に) 4・『裏メニュー1』の一番上「DEBUG MODE」を<DIS>から<EN>に右キーで設定しOKを押す。 [OK]ボタンを押すとDEBUGモードに入り、 液晶画面には WAIT HS… と表示されます。 ※これで、DEBUGモードに入ったことになります。 5・「MENU」を押すと、撮影用設定画面に移ります。 右キーで「詳細設定」に移動してから、 上下キーで「AFテスト」を選択し右キーを押すことでAFテストの設定画面に入る。 6・[ AF Area Test ] は“0”のままでよい。 その下の 「 Focus Corr 」に下キーでカーソル移動し 後ピンは +方向へ 前ピンは -方向へ任意の数値まで左右キーで変更する。 7・調整が終ったらOKを押す。 *但し次回の設定では前の数値に加算となるので注意のこと。 *デバッグ中はこの設定モードを元に戻さない限り何時までも画面右上に[DEBUG MODE]が 表示されたままになる、が撮影には問題はない。他の設定を触らなければ良い。 *他のデバッグ操作に触れない限り詳細設定の中にこの調整モードは働き続ける。 8・デバッグモードを使用しない時は、一旦カメラのスイッチをオフにしその後 2. の説明どおりに起動し、4.の「DEBUG MODE」を<EN>から<DIS>に 左右キーで設定しOKを押す。これで通常の使用モードとなる。
*ist DS2でやってみます!
裏メニュー起動↓↓
一番上のDIS をENに変更↓↓
そしてメニュー画面を表示して、詳細設定をみると、今まで無かったAFテストという項目が見られます↓↓
これをひらくと、すでに+20μmに調整されています ↓↓
ヤフオクの販売業者さんが赤外線フイルター装着してから調整してくれたのはこれみたいです
今回は調整しませんが、する時は上写真↑↑のFocus Corr.をプラマイして調整できます
後ピン傾向の場合・・・+側へ調整
前ピン傾向の場合・・・−側へ調整
レンズ毎にはできず一律ですが
裏メニュー、けっこうおもしろい発見でした!
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