カメラ内深度合成
マクロ撮影やテーブルフォトでしばしば使われます
OMシステムは、深度合成
パナソニックLumixは、フォーカス合成 と呼ぶようです
両社でカメラ内合成方法を調べて見ると相異がみられます
Lumixの方が細かく撮影設定でき、タッチパネルでフォーカスを合わせたい対象位置の選択も容易です
もしOM-1にLUMIXレンズつけたとき深度合成はできるのか??
残念ながらOM-1カメラ内深度合成は、Mズイコーレンズの一部でしかできません
ちなみにLUMIXでは他メーカーマイクロフォーサーズレンズでも合成できるようです
今回、OM-1に LEICA DG NOCTICRON 42.5mm/F1.2 ASPH.を装着し、フォトショップで深度合成を試してみました
対象は蝶々の模型、ISO200、F1.2、絞り優先、フォーカスブラケット撮影20枚、三脚・レリーズ使用
まずブルー蝶々の右羽前方にフォーカスを合わせます↓↓
↑↑イエロー蝶々の左羽にはフォーカス合っていません
フォーカスブラケット撮影20枚します
20枚目が↓↓の写真で、イエロー蝶々左羽にフォーカス合い、ブルー蝶々は逆にフォーカス外れています
この20枚をフォトショップで合成します
フォトグラファンさんの『Photoshopで被写界深度合成して全部にピントが合った写真に仕上げる方法』をご参考ください
すると自動合成で↓↓
両方の蝶々にフォーカスがあった写真ができました
【考察】
・OM純正ソフトのOM Workspaceでも合成できるらしいができなかった ナゼ?
・OMシステムのカメラ内深度合成よりLUMIXのカメラ内フォーカス合成の方が多機能。前者は、手前から奥にしか撮影できないが、後者はまん中から手前や奥にも撮影できる。また、後者は撮影後のフォトをカメラスクリーンから指で選択できる
・LUMIXでは他メーカのレンズでも合成できるが、OMシステムは自社メーカの一部のレンズでしかできないのが不便
・以上から、自分の場合、LUMIXのGH5M2やDC-G100を所有しているので、もし深度合成するならLUMIXを使うと思います
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