10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

夏の大三角形

2013-09-02 00:36:01 | 銀河(天の川)

遅ればせながら、夏の大三角形を撮ってきました。

毎年夏はガスが多いのですが、今年は特に7月8月とまともに星が見える日がほとんどありませんでした。今日も好条件ではなかったのですが、予報ではこれから曇りが多そうだったので、とりあえず星が見えるので撮っておこうという感じです。

フィッシュアイコンバーターを使いましたが、やはり、周囲の星像が潰れたような、流れたような感じになります。これはしかたないのでしょうね。

<夏の大三角形>
2013.09.01 天城高原 ハイカー用駐車場(標高1050m)
SONY αNEX6 + 16mm + フィッシュアイコンバーター F2.8
ISO 1800  2分30秒 (追尾:ビクセン ポラリエ) 


7月7日の天の川

2013-07-08 13:08:43 | 銀河(天の川)

七夕の日の天の川を撮って来ました。7月7日に天の川が見えることはめったにないのですが、今年は早く梅雨が明けたおかげで、見ることができました。

ただ、夏の大三角が撮れなかったのが残念です。ですので、織姫、彦星も写っていません。大三角を撮るには、やはりフィッシュアイレンズが必要かも。

今回は先日買った16mm F2.8の広角レンズを使用しましたが、何か使い方がまだ解っていのか、かなりボケテしましました。さらに、α NEX用のアプリ「タイムプラス」を使って1時間の微速度撮影をしましたが、試し撮りではちゃんと写っていたのに、タイムプラスを使ったら完全にピンぼけ映像になってしまい・・・1時間無駄にしました。原因不明です。

<天の川銀河>
2013_07_07 22:30 
天城高原ハイカー用駐車場
sony α NEX-6  16mm F2.8 ISO3200 30秒
自動追尾:ビクセン ポラリエ
画像処理 Photoshop CS6

はくちょう座でポラリエのテスト

2012-08-26 15:17:03 | 銀河(天の川)

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2012.08.25 天城高原
EOS Kiss X4 18mm

昼間良く晴れたので、天城で撮影をしてきました。

ただ、昨晩は月が丁度さそり座にあり、一番おいしいところが写せません。
月が沈んだのが11時過ぎ。さそり座方面の銀河は撮れないので、はくちょう座近辺を撮影しました。シーイングはいまいちで眼見では天の川もうっすらとしか見えません。

でも、今回はポラリエのテストもかねていますので、ISO800で3分ほどの露出をしてみました。極軸合わせは5mmほどの穴から北極星を覗いて、ポラリエの回転面を北極星に向けるだけなので、「だいたい」の位置しかあいません。それでも、結構撮れたのではないでしょうか。拡大すると、多少の流れがありますが、追尾なしで3分は考えられないので、これだけ追尾してくれればまずまずの結果かもしれません。

今回、さらに新たなアイテム、「Kenko 72S PRO1D プロソフトン」というフィルタを使いました。これは、光のにじみを強調してグローを美しく表現してくれるフィルタです。星景を撮る方は結構使っているのではないでしょうか。

確かに、雰囲気がでましたが、色収差が強調されてしまい、光のにじみのズレがちょっと気になります。レンズの問題かも知れませんが。


EOS Kiss X4で銀河を撮影

2010-09-13 18:35:06 | 銀河(天の川)
先日購入したEOS Kiss X4で銀河を撮影してみました。
ここ数週間、暑い晴天が続いていますが、夜になると雲が増える、という毎日です。昨晩もやはり雲が多く、撮影開始後10分ほどで全体が雲に覆われてしまいました。挙句の果てに雨が降り出す始末。ですので、あまり良くない条件で数枚しか撮れませんでした。
ISO6400での撮影ですが、やはりノイズが出るんですね。ネットを検索すると、同じISO6400でも、これ写真集にできるのでは?というほど綺麗な夜空を取っている方もいます。この違いは何でしょうか? 撮像素子の性能の違い? まあ、以前のカメラよりは格段に綺麗に撮れていると思うので、良しとしますか。
部分的に拡大した写真です。
ISO6400では比較的ノイズは少ないのですが、露出時間が長くなるので星が流れます。ISO12800(拡張)ではかなりノイズが入りますが、短時間露出で済むので星の流れが少なくてすみます。
カメラ機種による比較です。
EOS Kiiss X4はISO6400、E-410はISO800での撮影です。同条件ではないので、単純比較はできませんが、8倍の感度で撮影してもEOSの方が圧倒的にノイズが少ないことがわかります。

ソンブレロ銀河M104

2010-06-03 12:52:46 | 銀河(天の川)
銀河系外の天体としては、アンドロメダ銀河以来2例目の挑戦です。

先日の土星観測のおまけで撮影してみました。
位置としては、土星の近く、スピカの南西に位置します。

ソンブレロに似ていることからその名が付けられました。
特徴としては、中央を横に暗黒帯が走っています。
地球からの距離は5000万光年ほどあります。
(ちなみにアンドロメダ銀河までは230万光年)

なので、今見ているソンブレロ銀河は恐竜が絶滅したころの様子を見ていることになります。


写真はとてもソンブレロ銀河の形状を捉えていませんが、よ~く見ると微かに暗黒帯らしきものを確認できます。

やはり60秒の露光では厳しいですね。


<M104>
10_06_02 21:50 自宅ベランダ
MEADE LX90-GPS20  直焦点撮影
OLMPUS E-410 ISO1600 60秒露光
画像処理 Photoshop CS4


天城高原

2008-07-05 23:52:22 | 銀河(天の川)
この近所での遠征地を色々探しているのですが、アマチュア観測者のブログを見ると、時々天城高原というのが出てきます。しかし、具体的に何処なのか解りませんでした。先日遠笠山登り口まで行きましたが、どうやら、その先のゴルフ場(行き止まり)の駐車場が天城高原の「観測名所」だったようです。

今日、うち(大室高原)のベランダからは木星と蠍座のアンタレスがやっと見える程度で、観測条件はまったく良くありません。それで、天城高原と比較するために、夜の下見に行ってきました。(うちから僅か16kmの地点です)

そうすると、この星空です!
完ぺきな天の川、そして宝石箱のような星空を久しぶりに見ました。

残念ながら北から雲が押し寄せ、南側しか見られませんでしたが、それでもこれだけ見えるという事は、晴天の日にはどれだけ見えるのでしょうか。

しかし、森と比較すると空は明るい感じがします。それなりに光害があるのでしょう。(特に北方面)

でも、ベランダと比較すると雲泥の差で、この星空を見ると、多くの観測者が澄んだ空気と、より暗い空を求めて走り回るのも解る気がします。

今回は下見なので、カメラと三脚を持って行っただけです。固定撮影なので、星が流れています。気温のせいもあるかも知れませんが、感度をISO1600にしたためノイズがひどく、まともな写真とは言えません。もっと写し方を勉強しなければなりませんね。

星景(ベランダより)

2007-11-13 01:05:03 | 銀河(天の川)
今日は朝方までの雨が嘘のように、一日晴天でした。これはいけるって期待していたら、夕方7時頃からいきなり曇り・・・・何という天候変化の早さ。

でも、写真撮れました。実は夜寝ようとしてふと外を見ると、また晴れているではないですか? 月もなく、空も暗く、オリオンが綺麗に輝いていました。

寝る間際で、何も準備していなかったのと、望遠鏡観測するには風が強すぎたことなどから、一眼レフの広角写真を撮ることにしました。

写真はうちのベランダから見た「星景」です。このように風景と星空を同時に写すのを星景と呼ぶらしいです。
前回と同じく、解放の30秒露光なのに、全然違いますね。夜空の暗さ(シーイングの良さ)がどれほど大事か思い知らされました。やはり、空は暗くないと星は写らない・・・あたりまえか・・・

遠くで遠雷の稲妻が走っていましたが、写りませんでした。
右上にオリオンがしっかり見えています。
ISO1600だとやはりノイズがすごいですね。800ぐらいに押さえた方が良さそうです。
※もしかしたら、ist DL2での撮影はこれが最後かも・・・

撮影場所:大室高原自宅
撮影機材:pentax ist DL2
撮影時間:07.11.13 0:20
露光時間:30秒(絞り開放)
ISO感度:1600
画像処理:Photoshop CS3

天の川銀河

2007-08-12 22:48:36 | 銀河(天の川)
今日は天の川がよく見えました。
都会に住んでいるとなかなか淡い天の川は見ることができませんが、さすが伊豆高原という感じでしょうか。ただ、湿度が高いようで、30分も外に望遠鏡を出していたら、レンズカバーが夜露でびちょびちょになってしまいました。

今日は無謀にも10分のロング露光で、銀河を撮影してみました。
予想はしていましたが、さすがに星が流れています。また、ISO感度を3200にしたので、ノイズだらけです。

下の方が明るくなっていますが、近くに街灯があるためです。