10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

宵の明星

2008-12-22 11:14:34 | 惑星
<venus>
08.12_21_18:30/自宅ベランダ
LX-90GPS-20/12mmアイピース
ToUcamPro3/約800フレーム
Registax4 コンポジット/Photoshop CS3 レベル補正


木星も西に退き、主役の座を金星に受け渡しました。
夕暮れの西の空、一際白く輝いているのがvenus・・・金星です。

ただ、金星は明るく光ってはいますが、なかなか望遠鏡で綺麗に捉えられません。
見頃を迎えたとは言え、地球より内側を回る惑星ですから、あまり太陽から離れないので、低い高度でしか観測できません。結果、大気の影響をかなり受けてしまいます。

望遠鏡や双眼鏡では、三日月型や半月型になった金星を観測できますが、このところ大気の揺らぎが激しく、なかなか綺麗に星像を捉えられませんね。事実、昨日も風が強く、大気の揺らぎばかりではなく、望遠鏡の揺らぎ(?)まで加わって、このような結果になりました。(見事に色収差も出てしまっています)

今日、ここ伊豆高原は台風のような強風が吹き荒れています。

※先日、諸々の事情で、肋骨にヒビが入ってしまいました。
なんとかベランダまで望遠鏡を運べましたが、それを担いで階段の上り下りは厳しそうです。