10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

星景ベランダより2

2007-11-22 00:38:45 | その他
冬の到来を前に、気温も下がりやっとガスが取れる日が多くなってきました。今日もきれいに晴れ、ガスも少なかったのですが、月が明るい! ここ数日は一晩中月が出ていますので、天体観測には向きません。

しかし、月夜は月夜で結構きれいな写真も撮れますね。

今回は初めて、新たに買ったOLYMPUS E-410で撮影してみました。
レンズはズイコーの14mm広角を使用しています。PENTAX*ist DL2に比べて、ノイズが少ないような感じがしますが・・・・どうなんでしょうか。先日の写真とは色も随分違いますが・・・

実際天体望遠鏡に取り付けて、ライブビューで星のピンと合わせもしてみましたが、液晶表示をもっとも明るくしても、1等星以上の星でないと、星像が確認できませんでした。(残念)しかし、少なくともシリウスははっきりと表示されたので、まずはシリウスでピントを合わせて、他の星に望遠鏡の向きを変える、と言う方法はできそうです。

今回、空が明るすぎて望遠写真は撮れませんでした。
(というか、やっぱり追尾できない)

撮影場所:大室高原自宅
撮影機材:OLYMPUS E-410
撮影時間:07.11.21 23:50
露光時間:40秒(絞りF4.0?)
ISO感度:800
画像処理:Photoshop CS3

カメラの買い替え(E-410)

2007-11-15 00:03:53 | 機材
これまで一年近く使ってきたPENTAX *istDL2を手放す事にしました。理由はライブビュー対応のカメラが欲しかったのと、単三電池を4本も使うのでちょっと重たかった事です。カタログには「軽量」と書いてあったのに使ってみると「これで軽量?」って感じがしていました。(プロ仕様の高級一眼レフは見るからにごっついけど、相当重たいんだろうな・・・)

そこで目をつけたのが、OLYMPUS E-410。今、真田広之さんが宣伝していますね。

ライブビュー搭載で、デジタル一眼では世界最軽量! 解像度も1100万画素あります。しかし、Wズームレンズセットのもので、新品を買うと10万円以上・・・それを今回オークションで5万円台で落札できました。

大きさを写真で比較しても一目瞭然。小ぶりで軽い!
バルブ撮影は最長で8分しかできませんが、実際、天体写真を撮るにもそんなに何分も露光できないことがわかったので、これで十分です。(露光時間と同じぐらいデータ処理に時間がかかるので、1時間もの露光なんて、現実的でない!)

今までのPENTAX *istDL2は、なごり惜しいのですが、オークション行きです。

星景(ベランダより)

2007-11-13 01:05:03 | 銀河(天の川)
今日は朝方までの雨が嘘のように、一日晴天でした。これはいけるって期待していたら、夕方7時頃からいきなり曇り・・・・何という天候変化の早さ。

でも、写真撮れました。実は夜寝ようとしてふと外を見ると、また晴れているではないですか? 月もなく、空も暗く、オリオンが綺麗に輝いていました。

寝る間際で、何も準備していなかったのと、望遠鏡観測するには風が強すぎたことなどから、一眼レフの広角写真を撮ることにしました。

写真はうちのベランダから見た「星景」です。このように風景と星空を同時に写すのを星景と呼ぶらしいです。
前回と同じく、解放の30秒露光なのに、全然違いますね。夜空の暗さ(シーイングの良さ)がどれほど大事か思い知らされました。やはり、空は暗くないと星は写らない・・・あたりまえか・・・

遠くで遠雷の稲妻が走っていましたが、写りませんでした。
右上にオリオンがしっかり見えています。
ISO1600だとやはりノイズがすごいですね。800ぐらいに押さえた方が良さそうです。
※もしかしたら、ist DL2での撮影はこれが最後かも・・・

撮影場所:大室高原自宅
撮影機材:pentax ist DL2
撮影時間:07.11.13 0:20
露光時間:30秒(絞り開放)
ISO感度:1600
画像処理:Photoshop CS3

火星だな、たぶん

2007-11-05 13:04:02 | 惑星
夜10時頃になると、東から赤い明るい星が昇ってきます。
火星です・・・・

たぶん今の火星はそれほど地球に近くはないのでしょう。見た目の大きさが遙か彼方の土星より小さく見えます。(実際の大きさも、全然違いますが・・・)

それにしても、81mm鏡筒と6mmアイピースの組み合わせで、こんな豆粒にしか見えないなんて・・・ちょっとがっかり。

十数枚撮った写真のうち、ピントが最も合っていそうなものがこれです。
よ~く見ると微かに上の方に極冠らしき白い模様が見えます。(定かではありませんが)

撮影場所:大室高原自宅
撮影機材:pentax ist DL2 鏡筒ED81S 6mmアイピース
撮影時間:07.11.04 23:10
露光時間:0.5秒
ISO感度:400
画像処理:Photoshop CS3

秋の星座とスバル

2007-11-05 00:32:22 | その他
ここ数ヶ月は、晴れていてもほとんど星が見えないほど煙った空模様が続きました。今日もそれほど良い条件ではなかったのですが、最近では比較的星が見えるほうだったので、観測開始。

しかし、相変わらず極軸合わせにてこずっています。
今回のターゲットはスバル星(プレアデス星団)・・・

暗視野ガイドアダプターを使って、ほぼ追尾できた!と思って、30秒ほどの露出で写真を撮ってみると・・・流れてる・・・

結局、その都度勘で三脚を動かし、撮りなおし。
それを何度かやって、やっと撮れた写真がこれです。

方角はスバルのあるおうし座からオリオン座方面です。
左に青く輝くスバルが写っています。
(光害の影響で、これ以上露出してもノイズが増えるばかりだとわかりました)

この方面は「冬の銀河」に当たります。今からの時期は、激しい夏の銀河(さそり座方面)は、太陽とともに西に沈み、変わって、東の空からオリオン座おうし座方面の静かな銀河が昇ってきます。夜10時11時ごろにオリオン座が見え出すと、冬が近いなと感じますね。

撮影場所:大室高原自宅
撮影機材:pentax ist DL2 ED81S
撮影時間:07.11.04 22:50
露光時間:30秒(絞り開放)
ISO感度:1600
画像処理:Photoshop CS3