昼間は晴れているとは言え、薄雲の広がる天気。しかし、天城高原はガスも少ないかも・・・という事で、初めての遠征に行ってきました。しかし、薄明るい19:30の時点で、月が南中。さすがの天城高原も空は白々しており、木星やアンタレスがやっと見える程度。なんとか月が沈むまで粘ろうと、セッティングを始めました。
駐車場には先客がいましたので、挨拶だけして、距離を置いたあたりに場所を確保。
椅子に座っているのは幽霊ではありません。月明かりでの撮影なので、1分の露光です。
待っている間は、ヒマでヒマでしょうがなかったのですが、時折、森から聞こえる「ギェ~」という正体不明の生物の奇声や、「がさごそ」という足音に戦々恐々としていました。(明らかに何者かの足音がすぐそこから聞こえるんです・・・この辺は鹿の生息地なので、たぶん鹿でしょう)
月が沈んだのは23:30。沈んでから10分ほどで、天の川が現れ始めました。
自動追尾の5分露光ですが、画面が回転しています。中心部はちゃんと追尾しているようですが、まるで北天の写真みたいですが、南天です。(しかし、何故緑色に写ったんだろう・・・)
せっかくなので、三列星雲を狙ってみました。
うう、何でしょうかこれ。 星雲はまったく写っていないばかりか、星が複雑に移動しています。
アライメントをもっと勉強しなければなりませんね。