10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

金星の太陽面通過

2012-06-06 20:28:07 | 惑星

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<Venus>2012.06.06
Meade LX90 GPS20  直焦点撮影 自作フィルター
Canon EOS Kiss X4  ISO200 1/800秒

金星の太陽面通過です。
さんざん、テレビで綺麗な画像を流しているので、いまさらですが・・・・
先日の金環食は福島まで行きましたが、今回の金星は松本に行きました。

昨日の天気予報では、伊豆地方は雨・・・中部地方で晴れる可能性があるのは、名古屋、長野、富山でした。ただ、名古屋は確率が低かったので、長野に行くことにしたのです。しかし、諏訪湖も松本も妙高のあたりも、すべてドン曇り。

結局時間も少なくなったので、松本で太陽が出るのを待っていました。
結局観測できたのは、金星通過が終わる20分ほど前。ギリギリでした。

でも、伊豆地方は昼前には快晴になってたとか。
まあ、まだ無駄足にならなかっただけマシですが。


太陽観測テスト

2012-06-01 15:01:02 | その他の天体


<Sun>
Meade Lx90 GPS20 直焦点撮影 自作フィルター
Canon EOS Kiss X4   ISO200  シャッター1/800

先日作った太陽観測用フィルターを使って、観測テストをしました。
フィルムを貼っただけのフィルターでも、結構いけますね。
ただ、月を写すときもそうですが、直焦点撮影なので、これ以上倍率を下げられません。
太陽を全部入れることはできないのです。(残念)

LX90のオートスターを使っている方はご存じかと思いますが、LX90は太陽観測用にはできていないので、当然自動導入の項目にもありません。ですので、基本昼間の観測は厳しいのですが、他のページを参考にしながら以下の方法で行いました。

1)三脚の平行をしっかり取る。
2)オートアライメントで、基準星を導入する際、そこに星があるつもりでenterキーを押す。
3)アライメント成功のメッセージが出たら、後はコントローラーの移動ボタンで望遠鏡を太陽に向ける。

このやり方だと、正確にアライメントができたことにはならないので、追尾精度はメチャクチャです。カメラのモニタからどんどん太陽が逃げていきます。しかし、追尾しないよりは遥かに良いし、この方法しかないので、しかたありません。

ちなみに、黒点が多いあたりを拡大したのが下の写真ですが、黒点だけでなく、白斑も写っています。(最初デジタルノイズかと思いましたが・・・)