10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

フリップミラー

2010-05-25 20:55:09 | 機材
久々に機材を購入しました。
購入と言っても、Yahoo!オークションですが・・・・

以前からwebカメラの惑星撮影は、星の安定した導入、ピント合わせの部分でかなり苦労しています。
それを解決する一つの方法がフリップミラーです。

通常接眼レンズアダプターに一眼レフや、webカメラを取り付けると、星の眼視での確認ができませんが、これを使うと、ミラーを切り替える事で、カメラで撮影しつつ、眼視での確認もできます。

MEADE製は高価な上、あまり出回りませんが、今回安く出ていたので、落札です。
でも、思ったよりでかい!

ビクセンの望遠鏡にはこのフリップミラーがついていましたが、もっと軽く安っぽいものでした。
MEADE製のシュミカセ用フリップミラーはその3倍ぐらいありそうです。

ただ、なかなか観測ができません。
梅雨も近づき、今後も期待できないかも。

木星の縞模様が消えた

2010-05-19 21:10:23 | 惑星
木星には多くの縞模様がありますが、遠目に見ると大きな二本の縞だけが目立って見えます。

その二本の縞の内、一本が完全に消滅したらしいのです。
非常に珍しい現象ですが、模様は年月とともに変化するんですね。

しかし、昨年観測した際にははっきりと見えました。
急に消滅したという事で、ちょっとミステリアスです。
専門家も、消滅の原因は解らないそうです。

その結果、本来縞模様の中に浮かんでいる「大赤斑」が、裸の状態でぽっかり浮かんでいるらしいのです。

是非観測したいのですが、残念ながら、今木星は早朝にならないと昇って来ません。
あと2~3ヶ月この状態が続いたら、観測できるのですが・・・

土星(拡大撮影と直焦点撮影)

2010-05-17 23:41:06 | 惑星
ようやく春の天候も安定して来ました。
やはりガスは多いのですが、惑星観測にはそれほど影響しません。
とりあえず暖かいのが助かります。

土星の輪はますます平になってきたようです。
前回は12.4mmアイピースで拡大撮影しましたが、なかなかピントが合いませんでした。

それで今回は、26mmアイピースで倍率を下げてみました。



しかし、やはりぼけていますね。

それで、倍率は小さいのですが、直焦点で撮影してみました。



こちらの方がなんだかシャープです。
やはりアイピースを介するより、反射鏡だけの直焦点の方が、ピントが合うんですね。
しかし、あまりにも画像が小さい。
もっと大きくシャープに撮りたいものです。

<Saturn>
10_05_17 22:20 自宅ベランダ
MEADE LX90-GPS20  26mmアイピース/直焦点撮影
Webカメラ ToUcamPro約1800フレーム
画像処理 Registax5 Photoshop CS4