10万光年+α

子供の頃からの夢を叶えるべく始めた天体観測・・・

アンドロメダ大星雲

2010-09-17 23:47:47 | 星雲・系外銀河・星団
EOS Kiss X4で初めて星雲を撮ってみました。
空には月があり、ガスもある状況で明るい空なので、なかなか奇麗に捉えられませんが、前のカメラよりは遥かに良い写りです。高感度で少ない秒数の露光で撮影ができます。

どう転んでも今の設備では全体像を入れられません。直焦点で、レデューサーを使っても大きくはみ出します。
とりあえず、暗黒ガスの帯は写りました。

アンドロメダ大星雲(M31)
我々の銀河から260万光年の距離にあります。
以前、大きさは我々の銀河とほぼ同等と考えられていました(直径10万光年)。
しかし、最近の観測で直径26万光年もある事がわかってきました。
内包する星の数も、天の川銀河が1000億個に対し、M31は1兆個もあると言われています。


<M31>
10_08_27 22:50 自宅ベランダ
MEADE LX90-GPS20  直焦点撮影 レデューサー
Canon EOS Kiss X4 ISO6400 30秒
画像処理 Photoshop CS4

木星と天王星

2010-09-17 22:48:56 | 惑星
気候もようやく秋めいて来ましたが、まだガスが多く観測条件が整いません。

今回の木星は大気が不安定だった事もあり、ちょっと残念な感じです。
右端に僅かに大赤斑が写っています。



<Jupiter>
10_09_17 22:30 自宅ベランダ
MEADE LX90-GPS20  直焦点撮影(2倍バローレンズ)
Webカメラ ToUcamPro約1800フレーム
画像処理 Registax5 Photoshop CS4



それと、今木星と天王星が接近しています。
上に青く見えるのが天王星です。青いですね~



<Jupiter&Uranus>
10_08_27 22:40 自宅ベランダ
MEADE LX90-GPS20  直焦点撮影
Canon EOS Kiss X4 ISO400 5秒
画像処理 Photoshop CS4

EOS Kiss X4で銀河を撮影

2010-09-13 18:35:06 | 銀河(天の川)
先日購入したEOS Kiss X4で銀河を撮影してみました。
ここ数週間、暑い晴天が続いていますが、夜になると雲が増える、という毎日です。昨晩もやはり雲が多く、撮影開始後10分ほどで全体が雲に覆われてしまいました。挙句の果てに雨が降り出す始末。ですので、あまり良くない条件で数枚しか撮れませんでした。
ISO6400での撮影ですが、やはりノイズが出るんですね。ネットを検索すると、同じISO6400でも、これ写真集にできるのでは?というほど綺麗な夜空を取っている方もいます。この違いは何でしょうか? 撮像素子の性能の違い? まあ、以前のカメラよりは格段に綺麗に撮れていると思うので、良しとしますか。
部分的に拡大した写真です。
ISO6400では比較的ノイズは少ないのですが、露出時間が長くなるので星が流れます。ISO12800(拡張)ではかなりノイズが入りますが、短時間露出で済むので星の流れが少なくてすみます。
カメラ機種による比較です。
EOS Kiiss X4はISO6400、E-410はISO800での撮影です。同条件ではないので、単純比較はできませんが、8倍の感度で撮影してもEOSの方が圧倒的にノイズが少ないことがわかります。