Webカメラで天体を撮影する場合、最も良く使われるのが、ToUcam Proと呼ばれるPhilips社製のカメラです。このカメラが使われる訳は、安価である、軽い、分解しやすい、暗い領域まで捉えることができる、などですが、残念ながら日本では販売されておらず、さらに生産中止になっています。
そこで、ToUcam Proの後継機として今売られているのが、このSPC900NCです。これも日本での発売はないので、輸入するかネットオークションに出されるのを待つしかありません。
今回オークションで発見し、落札することができました。
ToUcam Proは分解しやすいとは言え、かなりの工作が必要ですが、このSPC900NCはフォーカスリングとレンズを外せば、すぐCCDが露出した状態になります。オークションでは、このレンズと同じ径のネジ溝の付いた31.7mm径アダプターも付属していたので、それを差し込めば改造完了です。
しかし、観測をするには色々問題がありました。
その一つが、私の持っているノート型パソコンがAppleの初期PowerBookG4しかない、と言う事です。インテルチップではないので、当然Windowsは走りません。そのままではWebカメラを繋いでも映像を保存できません。
それで色々探して、Mac用の汎用カメラドライバ「macam」を見つけてインストールしました。
無事映像を保存できましたが、カメラは640X480ピクセルまで対応しているのに、macamでは半分の320X240ピクセルまでしか表示できません。
それと、今のところSPC900NCのアダプタでは、アイピースを使った拡大撮影はできないので、直焦点撮影になります。倍率を上げるには、拡大撮影用のアダプタを見つけるか、2倍バローレンズなどで対応するしかなさそうです。
また、改造後はCCDが露出したままの状態なので、何かキャップを作らなければ、素子にホコリが付いてしまいます。
そこで、ToUcam Proの後継機として今売られているのが、このSPC900NCです。これも日本での発売はないので、輸入するかネットオークションに出されるのを待つしかありません。
今回オークションで発見し、落札することができました。
ToUcam Proは分解しやすいとは言え、かなりの工作が必要ですが、このSPC900NCはフォーカスリングとレンズを外せば、すぐCCDが露出した状態になります。オークションでは、このレンズと同じ径のネジ溝の付いた31.7mm径アダプターも付属していたので、それを差し込めば改造完了です。
しかし、観測をするには色々問題がありました。
その一つが、私の持っているノート型パソコンがAppleの初期PowerBookG4しかない、と言う事です。インテルチップではないので、当然Windowsは走りません。そのままではWebカメラを繋いでも映像を保存できません。
それで色々探して、Mac用の汎用カメラドライバ「macam」を見つけてインストールしました。
無事映像を保存できましたが、カメラは640X480ピクセルまで対応しているのに、macamでは半分の320X240ピクセルまでしか表示できません。
それと、今のところSPC900NCのアダプタでは、アイピースを使った拡大撮影はできないので、直焦点撮影になります。倍率を上げるには、拡大撮影用のアダプタを見つけるか、2倍バローレンズなどで対応するしかなさそうです。
また、改造後はCCDが露出したままの状態なので、何かキャップを作らなければ、素子にホコリが付いてしまいます。