以前、赤道儀ウェッジを使ったアライメントの方法を書きました。
http://blog.goo.ne.jp/peppy_atsushi/e/a7ab7ea262ff7f6cf522a5d2e80773b2
しかし、これだけだとなかなかきっちりあいませんでした。
その原因の1つ・・・・北極星導入時にフォークアームと 鏡筒が正確に一直線になっていなかった、というのがあります。フォークアームには鏡筒の角度を確認できるよう、可動軸横にメモリが刻まれていますが、実はこれがあまり正確じゃないんです。下の写真は、色々苦労した挙句、「本当の一直線」をほぼ確定した時のメモリ位置です。
本当は90の位置が一直線になるはずですが、実際は87.5ぐらいを指しています。
ここが一直線になっていないと、アライメントの際に、鏡筒を180度回転させつつ北極星をセンターに入れる時、そのズレが緯度(高度)によるものか、鏡筒の傾きによるものなのか判断ができず、無駄な時間をつかってしまいます。
ですので、一度時間をかけて、正確な「一直線」を出したら、それを写真などで記録して、次回から直線出しは省く、というのが良いのではないかと思います。
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