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わがままZyZyの徒然日記

ペットロスから抜けられない爺が日々の出来事や想いを書いてます
ほぼはちゅ達時々マリノスたまに音楽医薬世の中のこと

山東-これから…

2005-05-20 20:17:21 | F・マリノス


私は普段スタジアムで、大声を出し拍手をしたり
旗や腕を振ったりして応援している。
身体の問題もあって飛び跳ねてはいない。
でも、時折、ふと気がつくと飛び跳ねている時がある。
飛び跳ねようと思ってやっているわけではなく、
試合の流れの中でごくごく自然に飛び跳ねている時がある。
山東でのいろいろなことを思い返した時、
もしかして本当に必要なのはこういうことなんじゃないのかと
思い始めている。
声を出そう、手を叩こう、飛び跳ねよう・・・本当はそうじゃなくて、
「選手に力を与える!絶対に勝たせる!」という純粋な気持ちが
自然にこれらの動きを生み出すようでなければいけないんじゃないか?
いつも襷の中で応援している人達は別なのかもしれないけれど、
私も含めて、ゴール裏にいる多くのサポーターは、
まずコールリーダーに合わせることによって声を出し、手を叩き、
飛び跳ねてるんじゃないのか?
もちろん「勝たせる」って気持ちは誰もが強く持ってやってるよ。
そんなことは当たり前だ。
私だってそうだ。
でも、本当に一人一人の気持ちから自然に声が出ているんだろうか?
手拍子しているんだろうか?
コールリーダーに応援させられてるとかうわべだけで応援してるとか、
そんなうすっぺらなことを言ってるんじゃない!!
お世辞にもすばらしいとは言えないような山東の連中の応援で、
あれだけの「凄み」を感じたことを思いおこすと、
どうしても思わずにはいられない。

私も、太鼓が合ってないとかコールが合ってないとか、
そんな表面的なことに気をとられてコールできなくなる時がある。
こんなことじゃ山東のあの「怖さ」を生み出すにほど遠いだろう。
もちろん、全員が自分の気持ちだけで応援なんかしたらバラバラだよ。
でも、本当に気持ちが一つになって、
そこから自然に応援が始まれば間違いなく揃うよ!
そしてそれがメインスタンドにもバックスタンドにも伝播していけば、
その時こそあの「怖さ」、「凄さ」を生み出すことができるんだろう。

これってものすごく大変なことだろう。
でも、いつかなんとかして実現してみたい。
いや、実現しなくちゃダメだ!
そのためにまず何をやればいいのか?
自分が変わること?
そんなことは当たり前だよ!
とにかくまたしばし考えてみる。

(一応、終わり)
コメント (6)
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山東-今、思うこと

2005-05-20 19:45:42 | F・マリノス


日本に戻ってきてもしらばくは山東でのことは何も考えられなかった。
でも、すこしずつ平常心になっていくつかのことを思い始めた。
ユウジのコメントの通り、山東では全員が敵だったことは間違いが無い。
まさに完全なアウェーだった。
でも、例えばCSの埼スタだって、
少なくとも見た目だけは完全なアウェーだった。
埼スタでの赤サポの応援はいつも以上にまとまっていたし相当の熱気も感じたし、
悔しいがわれわれを圧倒するだけの十分な迫力があったと思う。
それに比べれば山東サポの応援なんてそれほど迫力があったわけではないし、
スタジアム全体の応援だって、特に組織立っていたとか
みんなが揃ってコールしていたとかいうわけでもない。
応援そのものについては、洗練されていない
稚拙なものだったとさえ言えるかもしれない。
それでも、山東のスタジアム全体に
CSの時の埼スタとは比較にならないくらいの迫力があった。

なぜなのか?

山東に行った仲間が自分のブログで
「われわれに必要なのは怖さかもしれない」
と言い出した。
それから私も少し考えてみた。
そう、確かにそうかもしれない。
山東のあの応援には一種独特な「凄み」、「怖さ」があったと思う。
おそらく、あのスタジアムに来ていた観客全員の
「絶対に勝つ!」ということだけに集中した気持ちと、
そして、さらにそこに市全体にあった試合への関心の高さが相まって
あの「怖さ」を生み出したんじゃないだろうか。
応援のスタイルだとかそんなことはまったく気にせず、
ただただ「がんばれ!」という気持ちが、
あれだけの「凄さ」を作り出したんじゃないだろうか。
隼磨のシュートだって、
観客のこの「怖さ」がゴールにしなかったのかもしれない。
観客に一番近いところにいる線審はモロにそれを感じ取って
あんな判定になったんじゃないかな。

それからもうひとつ。
これを書いていて、私って山東での試合中のことを意外と
良く覚えているということに気がついた。
決して腕組んで試合見ていたわけじゃない。
むしろいつもよりも必死に応援していた…つもりだった…
いや、絶対に大声を出していた!
それでも、普段よりも試合の状況を良く覚えていることに気がついた。

なんで??

今にして思うと、
やっぱりスタジアムのあの「凄さ」に飲み込まれていたのかもしれない。
必死に応援はしていたけれど、
どこかで自己防衛のような無意識の意識が働き、
目が自分の周囲を追っていたのかもしれない。

(もうちょい続く・・・)
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山東-始まりそして終わった

2005-05-20 16:08:54 | F・マリノス


スタンドに入った時にはすでに選手のアップが始まっていて、
もちろん相手サポの応援も始まっていた。
山東サポはバックスタンドに3つのグループに分かれて陣取っていた。
ちょっと驚いたのはそれぞれのグループが特に連動するわけでもなく
バラバラに応援していたこと。
もっとも、日本のように組織立ったコールや歌はないようで、
バラバラにやっていても特に違和感がない。
おまけに持っていた武器は10個くらいの太鼓と
そろいの帽子(?)くらいで、旗や断幕は見うけられなかった。
やつらの応援自体にはそれ程の圧力は感じなかった。
確かにこれだけの数の太鼓の連打はそれなりに迫力があったが、
この時点では「意外とたいしたことないじゃん」という感じだったのだが…
スタンドに入ってもう一つ驚いたのは、
スタジアムの上空をTV中継用(?)に2機の飛行船が飛んでいたこと。
これもワールドカップなみだ。もっとも、単に監視用だったのかもしれないが。

われわれもようやく全員がそろい、かなり密集して陣取って応援開始。
その途端、メインスタンドのわれわれに近いところから激しいブーイングを
浴びせられた。でも、そんなものは無視して歌やコールを続けた。
それにしても、われわれの応援に実に良く反応する。

そしてついにキックオフ!
試合の内容や何が起きたのかはあらゆるところで語られているので、
もうここでは繰り返さない。
そのかわり、試合中に気がついたこと、感じたことをいくつか。
まず、試合が始まってすぐに、レフェリー、特に線審は完全に山東寄りだと感じた。
もちろん主審もとても公平と言える代物ではなかったが、
線審が特にひどかったというのが私の印象。
また、試合が進むにつれて相手観衆がどんどんヒートアップしてきた。
特にメインスタンドの連中の盛り上がりは強烈だった。
日本のようにコールリーダーにあわせてコールするというのではなく、
とにかくひたすら応援するために叫ぶという感じ。
山東がチャンスになれば、まさに狂気乱舞のような喜び方だし、
マリノスがボールを持っただけでスタジアム中がブーイングの嵐になる。
さらにウェーブも出る。「ジャーヨ!ジャーヨ!(がんばれがんばれ)」を
スタジアム全員で始める。
さらに、特に印象に残ったのがピッチの周りにいた報道陣。
こいつらも、見ていてはっきりわかるくらいに山東を応援していた。
マリノスが先制した時の悔しがり方、同点に追いつきさらに逆転した時の喜び方なんかは
観客より凄かったかもしれない。

そしてタイムアップ。
スタジアムにいた全員が敵という状況下で敗戦…
しばらく涙が止まらなかったが、これが現実だった。

(まだ続く・・・だろう・・・)
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山東-やっとスタンドに

2005-05-20 15:22:24 | F・マリノス


山東での出来事はすでにいろいろなところで語られているから、
今回は、私が現地で感じたこと、強く印象に残っていることだけを
書いてみようと思う。


われわれの乗ったバスがスタジアムに近づくにつれ、
これから試合を見に行くのであろう人達が急に増え始めた。
そしてスタジアムの入り口近くまで来た時にはすごい数の人が
列をなしていて、まるでワールドカップの時のようだった。
バスの中で現地添乗員の中国人が「今日はみんな仕事を早く終えて
TVで観戦します。みんなものすごく楽しみにしています。」
と話していたのだが、確かにこれを見たら市全体がこの試合に
ものすごく注目しているのがよくわかった。

バスがスタジアムに到着した。
もちろん私たちの専用ゲートだ。
でも、すぐにはバスを降りられず、公安当局の指示があるまで
車内で待てと言われた。
その間に一人一人に試合のチケットが配られたが、
チケットを見て唖然とした。
これもまるでワールドカップのようなチケット。
日本のACLのチケットからは想像もできないような立派なもので、
ここでもこの試合に対する力の入れ方を思い知ったような気がした。

バスから降り、日本では到底考えられない徹底した持ち物チェックと
ボディチェックを3箇所で受けた後、やっとスタンドに入れた。
なにしろチェックゲート自体一人ずつしか通過できないし、
最後のチェックゲートでは、背中にかけていたトレーナーも
持ち物もすべて地面に並べさせられチェックを受けたから、
バスを降りてからここまで30分はかかったか?

(続く・・・多分・・・)
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