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わがままZyZyの徒然日記

ペットロスから抜けられない爺が日々の出来事や想いを書いてます
ほぼはちゅ達時々マリノスたまに音楽医薬世の中のこと

バビ・ヤール

2008-08-16 12:29:23 | 音楽のこと

ショスタコービッチの13番目の交響曲、
私は彼が遺した交響曲の中ではこの曲が最も好きだ。
でも、
滅多に聞かない、
と言うより、安易には聞けないのだ。
なぜなら、この曲があまりにも重過ぎるから...
オーケストラにバスの独唱と男声合唱、
ショスタコービッチ独特の低音の響きに打楽器の音、半音階の進行や和声、
そして何よりもこの曲が作られた背景と用いられている詩の内容...
五つの楽章すべてがすさまじい緊張感に溢れているが、
特に、曲名と同じ名前がつけられた第一楽章はその恐怖に圧倒される。
私にとってはとても”日常”に聞けるような曲ではない。

昨日、
この曲を久々に聞いた。
特に明確な理由はないけれど、
終戦の日で、先の戦争に関わるいろいろなことに思いをめぐらしたのと
自分の病気のことがまた少しわかってきたからかな...
数年ぶりに聞いたこの曲は
相変わらず私にとってすさまじく重かったけれど、
いつものように気持ちは落ち着いた。
コメント (4)
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