大好きな民謡のお話を・・・

今夜貰うた花嫁様に 花を咲かせて実をならせ
その実を撒いて育て上げ、大黒柱とするわいな・・・那須松坂

佐野、一千年の歴史 天明鋳物

2010年10月06日 | 日記
 佐野の越名舟唄全国大会の参加賞として 今年頂いた 「天明鋳物」 の楊枝入れ

   一番最初に頂いたのが、文鎮      

次に頂いたのが風鈴です。  

透明感のある涼しい音色は 夏の楽しみでもあります。

そして、今年は楊枝いれ、食卓がワンランクアップすること、間違い無しです
添付されていたメモをご紹介します。
 

   「佐野、一千年の歴史 天明鋳物 の由来」

 佐野には「天明鋳物」という名で呼ばれ、古くから世に知られていた鋳物業が発達してきました。 この鋳物業の起こりは、今から約一千年の昔、天慶年間に百足退治で有名な藤原秀郷が、軍器等の鋳造のため鋳物師を河内国(現在の大阪府)から呼んできたことに始まるといわれています。
  
 秀郷は唐沢山城主佐野氏の先祖としても知られており、その子孫が代々鋳物師を保護育成したので、天明鋳物はますますさかえてまいりました。 そして鎌倉時代の頃から鋳物師も次第に増して、茶の湯釜、仏像および梵鐘等のすぐれた鋳物をつくり、現在でも神社やお寺などに大切に保存されているものもあります。

 その後、明治・大正と時代の変動によって衰退し、一時は主として鍋、釜の鋳造にとどまり、また太平洋戦争によって多くの貴重な天明鋳物の作品を失いましたが、私共も天明鋳物の伝統を活かし、尚近代技術と化学的な研究とで、より多くの方々に愛好して頂く様作品の進歩に日夜余念なく努力しております。




風鈴には「越名舟唄」の文字が刻まれていますが、もちろん、名入りの物でなければ、東北自動車道の佐野パーキングの売店でも入手できます。 是非 伝統の「天明鋳物」をお楽しみください。
コメント (2)
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