大好きな民謡のお話を・・・

今夜貰うた花嫁様に 花を咲かせて実をならせ
その実を撒いて育て上げ、大黒柱とするわいな・・・那須松坂

壬生町中央公民館

2010年10月29日 | 日記
今朝の 「栃木よみうり」 に 「一流の演奏家招き 30年余 壬生町中央公民館 藤平(ふじひら)さん 退職」 の記事を見つけました。

公民館の職員さんが退職することが 記事になる・・・・・・ あまりあることではありません。
それだけ 藤平さんの功績が大きかったということでしょう。

壬生町中央公民館では、世界的な演奏家が次々と公演を行っています。
ブーニン3回、 ツィルマン3回、 ユンディ・リ、 マイスキー、 リッチャレッリ、 中丸三千繪、 ヒラリー・ハーン、 諏訪内晶子、 中村紘子、 千住真理子・・・・・・ クラシックファンであれば、ご存知の演奏家が 地方の小さな街のわずか1006席の公民館ホールにやって来ました。 藤平さんは クラシック情報通で作品への理解が深いうえに 「演奏家は血に汗にじむ努力をして今がある。 その厳しい姿勢にこたえなければ。」 が信条だそうです。  藤平さんの情熱、 ホールに欠かせない音響・・・・たくさんの著名な演奏家がこのホールで公演を行った理由です。

このホールでは 私もたくさんの思い出があります。 「やすらぎの栃木路を謡うー栃木県民謡全国大会」 「郷土民謡協会 栃木地区連合大会」 「栃木県芸術祭」 等々・・・・・ その都度、 舞台袖には、 和やかな表情の藤平さんが 座ってらっしゃいました。 前日の準備から あれこれと世話を焼いてくださり、 当日も気を遣って頂いていました。 お陰様で、 いつも気持ちよく唄わせていただきました。

民謡関係者も藤平さんには、 大変お世話になりました。 大変惜しまれての退職です。

 トウヘイさん・・・・・私たちは、フジヒラさんではなく こう呼んでいました。

 お疲れ様でした。 是非、民謡も聴きにいらしてください。
コメント (2)
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