大好きな民謡のお話を・・・

今夜貰うた花嫁様に 花を咲かせて実をならせ
その実を撒いて育て上げ、大黒柱とするわいな・・・那須松坂

白謡連合 錦謡会発表会 その2

2010年10月05日 | 民謡の大会
 昨日 予告しました、その2です

・・・そうです、忘れていたわけでは ありません。 たっぷりご紹介したくて・・写真もたくさんあります。

発表会前のお知らせのときにも ご紹介しましたが、会主 星野錦謡先生の師匠である 三代目長谷川栄八郎先生に お会いできることも 楽しみの一つでした。
  
三代目長谷川栄八郎先生は 90歳になられたそうです。当日は 年齢を感じさせない若々しさと 年齢を重ねた故の芸を披露してくださいました。

  

まずは 会主 星野錦謡先生の唄う 「-曽我兄弟物語ー津軽よされ節・津軽じょんがら中節」の 三味線伴奏(トップの写真)・・・・その力強く正確な撥さばき・・・思わず、耳を澄ませ、見入りました。
その師弟間の温かさまで伝わってくる芸に感動しました。
互いの想いが通じていると こんなに心地よく心に響くものだと改めて感じました。

    

次は 踊りの地方の唄、「津軽あいや節」。
着流しでバッチリ決めて、すばらしい喉を披露してくださいました。

    

次は「栄八郎甚句」 三年前に分かれた夫婦の再会の場面を先生自ら作詞をされて 踊り入りで唄われました。姉さんかぶりに紅い蹴出しが可愛らしく、その芸の多彩さに感動しました。

        

そして、お楽しみの「-水戸黄門物語り-津軽小原節」 袴姿で両手を広げた姿、印籠を構えた姿は素晴らしく格好良かったです。 ピンマイクを通して流れるその歌声は力強く艶があり、耳に残りました。これが見たくて、聴きたくて・・・と言っても過言ではありません。

大・大先輩の芸に触れ、清々しい思いで 一日を過ごす事が出来ました。感謝します。 来年も、そのまた来年も楽しみにしています。

 会主 星野錦謡先生は、一日中、尺八・三味線・唄と休みなく舞台に立たれ、その合間には 控え室・楽屋にも顔を出されていました。 お心遣いに感謝します。 会員さん始め、たくさんの方が 一生懸命協力して第37回の発表会が盛大に行われましたこと、お祝い申し上げます。 お声を掛けていただき、ありがとうございました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする