生麦事件を知っている人は多いと思います。
幕末の薩摩藩士が東海道の生麦村を大名行列中のこと。
騎馬で行列を横切ったイギリス商人を無礼とし、
藩士がイギリス人を次々と切り付け殺傷した有名な事件ですね。
現場は鶴見区にある京急生麦駅から徒歩数分。
のちにこれが薩英戦争へと発展し、歴史的な大事件となるわけですが。
最終的には話し合いと賠償金で手打ちとなったそうです。
さらにこの件をきっかけに当時高まりつつあった攘夷論から徐々に倒幕へと、
幕末の志士らの考えが傾きかけるきっかけにもなったとか。
この石碑はつい最近この場所に移転してきたそうです
目の前の国道15号は昔よく車で通っていましたけど。
全然気にしてませんでした。
何気なく過ごす日常の中にも先人達の足跡が残されているのですね。
感慨深いです。
押忍