plainriver music: yuichi hirakawa, drummer in new york city

ニューヨークで暮らすドラマー、Yuichi Hirakawaのブログ

電話が鳴り続ける日

2006年03月09日 | 音楽
久しぶりのブログ更新になってしまいました。毎週火曜日は自分のリーダーバンドのライブをやっている。ここ数週間は自然な成り行きで固定メンバーでやっていたのだけれど、ベーシストのマイルス君が今月はできなくなってしまった。

昨日は代わりのベーシストを迎えるはずだったが、その彼も前日に断れないレコーディングが入ってしまい、できなくなってしまった。そんな訳で、昨日は朝からベーシストの知り合いに片っ端から電話したが、誰一人見つからなかった。まぁ、当日に電話している訳なのでしょうがないけど。会ったことも演奏した事も無いベーシスト数人にも電話したが、ダメだった。

結局ピアニストのソーン君がオルガンキーボードを弾き、サックスプレイヤーを迎えることになった。ソーン君は昨日デンマークから帰って来たばかり。オルガンを弾くのは数ヶ月振りということで最初は音作りに苦労していたが、バンドの演奏としては充分楽しめるものになった。お客さんの反応も良かった。普段は弾かないオルガンに対する良い意味での緊張感が、僕とサックスプレイヤーに伝わっていたのかも知れない。

昨日は「電話が電話を呼ぶ」日だった。何人ものベーシストに電話したので当然彼らからの返事だけでも結構な件数になるが、それに加えて、普段滅多に電話してこない知り合いからや、「今日もいつもの店で演奏するのか?」という問い合わせの電話が掛かってきた。