昨日夕方に乗った地下鉄車内でのこと。
駅に止まる度に車両を渡り歩く人が多い。そんな中のアルトサックス吹きが、僕の居た地下鉄車両に現れた。50歳は超えていると思われるそのおっさんは、サックスを構え、背中にサックスケースとバックパックを背負っていた。髪には造花を幾つか絡め付け、頭上からはまるで角のようにビヨヨ~ンと揺れるバネが2本突き出ている。本人の画像が無いのが残念だが、愉快な格好ではあった。けれどおっさんからなんかムカついてる、という強力なオーラが出ていたので笑えない。
間もなくおっさんは周囲の人達に何かを喋り始めた。どうも自分は宇宙からの使者で、皆さんにメッセージがある、みたいなことを言っていた。当たり前だが説得力ゼロ。そして「ボヘーー!」「フギャーー!」という擬音がとっても似合うフリージャズもどきを吹き始めた。orz まぁありがちな展開なのだけど。
一つ一つの音は、それなりにアルトサックスの音をしていた。自分でも物好きだなと思いつつ(笑)更に聴いていると、ホゲ~~!の間にスタンダードのメロディがちらっと聴こえた。一応ジャズのサックス吹きなんだね。ひょっとしたらその昔はアバンギャルドジャズでは有名なサン・ラ・アーケストラで吹いていたかも知れない。でも地下鉄でいきなりこれを聴かされてもなぁ、等と考えてしまった。生演奏にはコミュニケーションも含まれているから、全く聴く態勢でない相手に演奏するのは、とても無理がある。何か押し付けがましくもある。
そして次の車両に移る直前のおっさんの捨て台詞で、決定的にシラケた。誰からもチップをゲットできなかった彼は、ふて腐れながら言った。"I don't need nothing from you monkeys. Y'all are apes!" ・・・俺らは猿か・・・あ~ぁ、つまらんものを見聴きしちゃったなぁという感じだった。こういう出来事はニューヨークならでは、かな?
駅に止まる度に車両を渡り歩く人が多い。そんな中のアルトサックス吹きが、僕の居た地下鉄車両に現れた。50歳は超えていると思われるそのおっさんは、サックスを構え、背中にサックスケースとバックパックを背負っていた。髪には造花を幾つか絡め付け、頭上からはまるで角のようにビヨヨ~ンと揺れるバネが2本突き出ている。本人の画像が無いのが残念だが、愉快な格好ではあった。けれどおっさんからなんかムカついてる、という強力なオーラが出ていたので笑えない。
間もなくおっさんは周囲の人達に何かを喋り始めた。どうも自分は宇宙からの使者で、皆さんにメッセージがある、みたいなことを言っていた。当たり前だが説得力ゼロ。そして「ボヘーー!」「フギャーー!」という擬音がとっても似合うフリージャズもどきを吹き始めた。orz まぁありがちな展開なのだけど。
一つ一つの音は、それなりにアルトサックスの音をしていた。自分でも物好きだなと思いつつ(笑)更に聴いていると、ホゲ~~!の間にスタンダードのメロディがちらっと聴こえた。一応ジャズのサックス吹きなんだね。ひょっとしたらその昔はアバンギャルドジャズでは有名なサン・ラ・アーケストラで吹いていたかも知れない。でも地下鉄でいきなりこれを聴かされてもなぁ、等と考えてしまった。生演奏にはコミュニケーションも含まれているから、全く聴く態勢でない相手に演奏するのは、とても無理がある。何か押し付けがましくもある。
そして次の車両に移る直前のおっさんの捨て台詞で、決定的にシラケた。誰からもチップをゲットできなかった彼は、ふて腐れながら言った。"I don't need nothing from you monkeys. Y'all are apes!" ・・・俺らは猿か・・・あ~ぁ、つまらんものを見聴きしちゃったなぁという感じだった。こういう出来事はニューヨークならでは、かな?