気まぐれ日記

~テディベアと長崎の風景~

コーラル・ジオグラファー 初入港

2024年10月17日 | 客船・帆船・船
10月6日朝、長崎港に小さいクルーズ船が
初入港しました。



最大級を見慣れているので、
とても小さく感じました。




コーラル・ジオグラファー
(Coral Geographer)
 初寄港の日  2024.10.6
 船籍   豪州
 総トン数(t)  5,602
 全長(m)      93.7


この日は朝活の日だったので、
水辺の森公園からも写真を写してみました。


女神大橋を望み、
コーラル・ジオグラファーは
左側に停泊しています。












穏やかなお天気の一日だったので、
長崎観光も楽しまれたことと思います。

今後の年度内の長崎港入港予定は
今のところ予定無いようですが
またぜひいらして下さいね!

       

長崎くんち2024庭先回り〜川船(麹屋町)

2024年10月13日 | 長崎
10/4の人数揃いで
見ることが出来なかった麹屋町の川船

10/7の庭先回りで見ることができました。

JR長崎駅前かもめ広場にて、
五嶋町の龍踊りのあとにやってきました。


川船」は子ども船頭が網を打ち、獲った魚を諏訪神社に献上するために船を急がせるという筋立てです。


では川船一番の見せ所の網打です。



船の先頭で子ども船頭が網打をしています。
後ろ側から写しているので
ほとんど見えませんが…



船の右手にちらっと子ども船頭の頭と
網の中の魚が海面に…

大漁でした!


この後は、
スピード感溢れる勇壮な船回しです。





麹屋町の山車は
「川船」の中でも一番大きくて重く、



しかも4つの車輪は
固定で左右に曲がらないため、



回転の時は相当な力と技を要するとか。



それを根曳(山車を操る人)たちが
息を合わせて一気に回す豪快な演技が
大きな見どころで、



圧巻は“梅の風車”と名付けられた
連続5回転の船回し。









梅の花は麹の製造過程できる
麹花に似ていることから
町のシンボルとなっていて、



その5弁の花にちなんで
この技は生まれたそうです。


途中からは、
根曳衆が片袖抜いて船回しをします。














素晴らしい演技に会場から
「もってこーい」のアンコールが
何回も響いていました。

くんち初日7日は、
一時雨がぱらついたりしていましたが、
なんとか実施できて良かったです。

長崎はくんちが終わってから、
やっと秋がやってくる感じですが、

今年は朝晩涼しいだけで
まだ昼間は暑いです。

本格的な秋が待ち遠しいです。




長崎くんち2024〜龍踊(五嶋町)

2024年10月11日 | 長崎
10/7長崎くんちの朝、
今にも雨が降り出しそうな曇天でしたが
予定通り実施となりました。

朝7時から諏訪神社で7カ町の奉納踊り

午後1時からお下り(お神輿)

庭先回りは午後、お下りが済んだ後に
JR長崎駅前のかもめ広場で見ました。



〈庭先回り〉

諏訪神社など所定の場所を済ませた後、各踊町は庭先回りに移ります。
市内中心部の事業所や官公庁、民家などに敬意を表して踊りを呈上することで福をお裾分けし、お祝いするという趣旨のもので、踊町は短い踊りやお囃子を玄関先や店先、門前等の路上で演じます。


龍踊(五嶋町)



龍踊を奉納する龍衆が合計62人、囃子の子どもたちが57人で、総勢120人ほどの大所帯ということで、圧巻の存在感でした!



龍の全長は18m、重さは約150キロ、それを10人の龍衆で支えます。



青龍と白龍、2体の龍が華麗に舞います。



玉を見失った龍が必死な形相で玉を探す「ずぐら」





体を大きくくねらせながら激しく玉を追いかける「玉追い」



龍踊は中国の雨乞いの儀式で、金色の玉は太陽、月を表し、龍が玉を飲み込むことで、空が暗転、雨を降らせると言われています。











2体の龍が同時に登場し所狭しと駆け巡る、宝を招くとされる「チャーパア」の掛け声が鳴り響いていました。





アンコールを意味する「持ってこーい!」
の掛け声が会場中に響き渡り、
気がつけば私も一緒に声をあげていました。





青龍と白龍、迫力のある動き!
まるで生きてるようでした。

五嶋町の皆さん、お疲れ様でした!




長崎くんち2024人数揃い〜西濱町(龍船)

2024年10月09日 | 長崎
人数揃いは
13時前後から始める町が多いので
重なることが多く、
7か町全部を見て回るのは難しいため、

開始時刻と場所から、ある程度絞って
見るようにしています。

今回の予定は終了と帰宅していたら、
浜町アーケードで龍船に遭遇!




西濱町は今回予定していなかったので
超ラッキーでした。



傘鉾








龍船&二胡演奏

龍船はハンドルとブレーキを備え、
前方1輪、後方2輪の3輪構造。

全長11m、重さ3.7tの最大級と言われる船です。




船の前では中国・上海出身の
シッシーチーさんが二胡を演奏。

本来は龍船の上が舞台になり、
(屋根を開けて広げて…
舞台になる仕掛けがあります。)
船上での演奏になります。

優雅な二胡の演奏も聞けて良かったです。






















船首の龍は煙を吐き、
豪快かつ趣向を凝らした演出。

大きくてダイナミックな船回しに、
見物客の「もってこ〜い!」の声が
何度もかかっていました。

諦めていた龍船も見れて
満足の「人数揃い」になりました。




長崎くんち2024人数揃い〜銀屋町(鯱太鼓)

2024年10月08日 | 長崎
10月4日 
長崎くんち「人数揃い(にいぞろい)」

銀屋町鯱太鼓
諏訪小学校のグランドで。

近隣の保育園児や
諏訪小学校の児童達と一緒に見ました。


傘鉾
〈飾り〉金色の出世鯉が今にも水面より飛び上がらんとする様子を表している。










鯱太鼓(しゃちだいこ)

 据太鼓と46人の担ぎ手が担ぐ山飾だしによる演技で、「古代中国において、東の方向、大海に棲む神仙の鯱が海原を裂き天空を目指して昇り、蒼天に至って『黄金の竜』となり人々に吉祥を招いた」という言い伝えを表現したものです。







「鯱太鼓」は鯱を呼び覚ます据太鼓の演奏から始まります。

(反対側にいたので据太鼓の演奏の写真は
撮れませんでした)



そして山節(ダシ)が担ぎ上げられ、踊り馬場を所狭しと駆け回り、回転し、「ホーライコ!」という掛け声で天高く放り上げられます。







「ホーライコ!」





「ホーライコ!」





3回目の「ホーライコ!」の掛け声で
山節(ダシ)が宙に放り上げられます。



この瞬間が一番の山場です。




小学生達による元気な「もってこーい!」の掛け声が何度もあり、(アンコールのことです。)




鯱太鼓の皆さんもそれに答えて
何度も戻って演技をしてくれて、
観客もみんな笑顔になりました。

場所が小学校ということもあり、
ほのぼのとした人数揃いになりました。