goo blog サービス終了のお知らせ 

いきがかり上いたしかたなく・ぶろぐ

寄る年波には勝てないし難しいことは出来ないし、行き掛かり上致し方なくブログに頼ります。

80.「あいつもともだち」 内田麟太郎作 降矢なな絵

2005-07-07 23:34:06 | 絵本
あいつもともだち

偕成社

このアイテムの詳細を見る

私の好きなシリーズの1つ。今回はキツネとオオカミが冬ごもりする友達にしばらくのお別れの挨拶をするところから始まる。クマやヤマネと挨拶をして、ヘビもすぐ近くにきていたのだが、キツネはどうしてもヘビに挨拶が出来ない。

しののんのんと雪が降り、キツネはヘビに挨拶できなかったことをずっと気にかけている。キツネとオオカミは冬ごもりをしているみんなの様子を見に行く。キツネはそっとヘビの様子も覗いてみる。春が来て、クマもヤマネも目を覚まし、ヘビも目を覚ます。

ヘビの見る夢が寂しくて、だからこそ最後のシーンで嬉しくなってしまう。ヘビの眠っている姿がとても可愛い。目を覚ましたヘビを覗き込むキツネのアップもとてもいい。このシリーズは毎回面白いけれど、これが1番好きかもしれないなあ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 憧れ | トップ | 81.「ずーっと ずっと ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿