但東暮らし362〜散歩と事件〜

きょうは風は強かったが良い天気。裏庭の池には早くもアマガエルさんが棲みついておられる。トノサマガエルはまだ見かけないな。

玄関前のずっと昔からあるクレマチスが、そろそろ咲き始めた。今年はさらに蕾が増えて、早くもパネルが倒れそうになっている。

小さなピンク色のアジュガもようやく咲きだした。少しずつだが広がっていっている。花も葉っぱも小さいせいか、紫色のアジュガよりは広がる速度が遅い。

玄関前の白いツツジ。あの奥のツツジにはよく日が当たるようで、毎年早く咲く。スロープの両側のツツジはまだ咲きかけたばかり。

剪定の時期を考えるようになってから、いっぱい咲くようにはなってきたのだが、咲き終わった後の花がらを取るのがなかなか大変。でも放置しておくと、茶色くなってなんとなく汚い感じになってしまう。

球根ツリガネソウも、あちこちで咲いている。とても丈夫で手もかからないので、裏庭のいろんなところに持って行っては植えている。

けんこう会館前のアマドコロも強くてよく増える。ギボウシとアマドコロも、せっせと裏庭に植え替えている。

ちょっと目を離したすきに、裏庭の花壇が花壇じゃなくなっている。どっからどう見ても、これはただの野原だ。明日、天気がよければ何とかしよう。

花壇の仕切り用にとってあるブロックも、運んでこなくてはいけない。間違いなく重労働になるな。

プランターから車庫の裏に移したバーバスカムも咲き始めたのだが、強風のため、撮った写真が思いきりピンぼけていて使えない。残念だ。

きょうは、夫とかつて（自家用の）救急車が入っていた車庫の中を調査。先日、もう１つの車庫の中のガラクタを、ありこサービスさんに持って行ってもらったのだが、こっちの車庫の中にも謎のガラクタがぎゅんぎゅんに詰まっている。

謎のケースがあったので、夫とああでもないこうでもないといろいろやって、ようやく開けられた。中身はSONYのビデオカメラ。ほぼほぼ新品のまま忘れ去られて埃をかぶっていたらしい。

今、私らが使っているコピー機も新品のまま古くなっているのを発見したやつだ。

そして、きょうのお昼はまた「いこいの杜 峠のさかなや食堂」で食べた。いつも土曜日は定食を食べているのだが、夫がめまいで若干食欲がないためラーメンにした。明日もやってるので、夫の体調が良ければ定食にするかも。

お子さま限定メニューもできたらしい。大人（それも骨董品並み）だけど食べてみたい。

ご飯の後、動かないと治らないめまい（私がいつもなるめまいと同じ。私は毎回、フラフラしながらもヘビメタファンのように頭を振りながら草刈りをするという荒療治で治している）の夫と、川沿いの遊歩道から階段で川原に降りてみた。

水の近くは気持ちいいなあと思いながら歩いていると、なんか大きな枝のような物が落ちている。こんなところに枝が……と思いつつよく見ると、枝の先に蹄（ひづめ）が。枝とちゃうやん、これ。鹿の脚やん。

夫が「こっちにも」と指差した先にもなんか落ちてる。

いやいやいや、こんなところにこんなものを放置してるのは、ツキノワグマ以外にいませんよね、たぶん。

実家のあたりでは、防災無線で「朝早くや夕方暗くなってからは、外に出ないように」と指示があったりする。

昔は、真っ暗な診療所の裏に回って星を見たりしていたのだが、今は熊が恐ろしくて外で星も見られない。

裏庭や玄関前でも、夜中によく鹿が遊んでいるようなので（ヤブランとかが食べられてたり、奈良公園かと思うくらい「鹿印天然肥料」が落ちている）、そりゃあツキノワグマも来るよなあ。

川原で残骸を発見してもこんなに怖いので、頼むから庭で鹿を捕まえたり食べたりするのだけはやめてほしい。

怖い怖い怖いと思いながら早足で歩いていたのだが、シロバナゲンゲを見つけてホッとする。

でもまあ、私だって牛肉や豚肉や鶏肉を食べてるしなあ。そのまま齧りついて川原に残骸を放置しないというだけで。まあ何にせよ、齧りつかれて放置される側にはなりたくない。