
そこまできれいでもない安いエビの皆さん(ヤマトヌマエビとかミナミヌマエビとかレッドチェリーシュリンプとか)とアマゾンソードとかウィローモスしか入っていない60センチ水槽が、玄関の下駄箱の上に置いてある。水槽は何代目かなのだが、この部屋に越してきたときから変わらずこの位置で、その前の長屋にいたときにもすでに小さい水槽があったので、かれこれ30数年水槽の係りをやっていることになる。
ずーっと前はキッシンググーラミーだのドワーフグーラミーだのグッピーだのプラティだのエンゼルフィッシュだのラミーノーズだのコリドラスだのオトシンクルスだの、いろいろ飼っていたのだが、徐々に減っていって水草とネオンテトラになり、ついには魚もなしで水草とエビということになった。
エビはけっこうよくふえるし、何だか予想以上に長生きしているような気がする。ミナミヌマエビやレッドチェリーシュリンプは増殖しているのだが、ヤマトヌマエビは繁殖が難しいという記事をどこかのサイトで見た覚えがある。なのに、ずーっとヤマトヌマエビがうちの水槽にいるということは、あの方たちずいぶんご長寿?
エビを飼い始めた最初の頃は、小さなエビのお子さんたちが水草の上にいるのを見つけて、そりゃあ嬉しかったものだが、しばらくするとどんどん不安になってきた。いやあ、いっぱいいるのよ、お子さんが。この調子でふえたら、エビ口密度がすごいことになって、水槽の中がぎっちりエビで埋まるのではないかと思ったりもした。
だがまあ、今のところ、水槽がエビで埋まるという事態には陥っていない。

で、私が実家に行っている間に、このエビ水槽の浄化装置の調子が悪くなってしまい、何度か夫からメールが来ていた。男の人は機械ものとか好きなのかと思ったら、案外そうでもないようで、まあ、生き物係りは私なのだから、しょうがないっちゃしょうがない。
うちの60センチ水槽の浄化装置はエーハイムフィルターの2211というやつで、ものすごく古い。

取扱説明書の裏が保証書になっていて「松坂屋熱帯魚売り場」で買ったと書いてあるのだが、そんな売り場は今はない。平成6年の1月に買ったと書いてあるので、もう22年使っている。買った当時は「高いなあ」と思ったのだが(たぶん今よりは高かったと思う)、お店の方に「部品さえ交換すれば半永久的に使えますから」とすすめられた。本当に部品を交換してずーっと使っている。
夫は大きい音がするとメールしてきたのだが、このエーハイム、つくりがシンプルなので、大きな音がするとしたら、どこかから空気が入ってきているか、モーターヘッドのインペラーかスピンドル、またはその両方が破損しているかの2つくらいしか考えられない。とりあえず、私が帰ってから点検すると返信してあったので、点検。
幸い予備のインペラーがあった。スピンドルは先月交換したばかりなのでたぶんまだ使える。で、そこだけ交換してセットしたら、何事もなく普通に動いた。カタカタやシャーシャーいう音もしない。ついでにすっかり汚れていた水作エイト(小さい水中フィルター。エビしか入っていないので、別になくてもいい気もするのだが、エアレーションに使っている)も予備のちょっと大きなものに交換。
とにかく水草とエビしか入っていないので、また私のいないときに具合が悪くなったとしても、止めといてもらえばそれでいい。熱帯魚が入ってるとそういうわけにはいかんけどな。
絶対、昔より安くなってるよな。それにしても、さすがはドイツというか、半永久的に部品買えるんだな。サンヨーの石油ストーブなんて、どこも悪くなってなかったのに、替え芯がなくて(というか、メーカーがもうストーブ作ってなくて)捨てざるを得なかった。今、実家で使ってる二槽式の洗濯機なんてNECのやつだけど、あれ壊れても部品ないよね。すでにNECは家電作ってないし。
ということで、エーハイムはおすすめです。
![]() | エーハイム クラシックフィルター 2211 |
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エーハイム |
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