主役のラッキーというおじいさんは
ハリー・ディーン・スタントンという俳優で、
これが遺作のようですね。90歳らしいが、すごいな。
何がすごいって、もう演じてるのか、素なのか、わからないんです。
彼は年寄りといっても、頭はまだまだハッキリしてるし、偏屈だし、
タバコはプカプカ吸いまくるし、お酒も飲む。
いいなと思ったのが、周りの人がやたら年寄り扱いせず、
でも、彼のことをとても気にかけていること。
ラッキー氏もプライドというか矜持を捨てていない。
年を取っているというだけで、誰も軽んじることはしない。
この映画はすべてがハリーさんへ捧げられている(と私は感じた)。
彼が主役だけど、彼へのオマージュですね。
自分にしては珍しくエンディングロールも最後まで見てしまった。
そこで流れる曲はハリー・ディーン・スタントンさんのために書かれた、
彼のことをうたった曲なんです。自然と涙が出てきた。
作中、なにか劇的な事件が起こるわけではなかったけど、とてもいい作品でした。
このところ、人生のクロージングを描いた映画ばかり見ている気がする...。
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ハリー・ディーン・スタントンという俳優で、
これが遺作のようですね。90歳らしいが、すごいな。
何がすごいって、もう演じてるのか、素なのか、わからないんです。
彼は年寄りといっても、頭はまだまだハッキリしてるし、偏屈だし、
タバコはプカプカ吸いまくるし、お酒も飲む。
いいなと思ったのが、周りの人がやたら年寄り扱いせず、
でも、彼のことをとても気にかけていること。
ラッキー氏もプライドというか矜持を捨てていない。
年を取っているというだけで、誰も軽んじることはしない。
この映画はすべてがハリーさんへ捧げられている(と私は感じた)。
彼が主役だけど、彼へのオマージュですね。
自分にしては珍しくエンディングロールも最後まで見てしまった。
そこで流れる曲はハリー・ディーン・スタントンさんのために書かれた、
彼のことをうたった曲なんです。自然と涙が出てきた。
作中、なにか劇的な事件が起こるわけではなかったけど、とてもいい作品でした。
このところ、人生のクロージングを描いた映画ばかり見ている気がする...。
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エンディングの歌詞に出てきたので
これに出てたんだなとわかりました。
ロボちゃんさん、文化的な教養をお持ちですね。
わたしももっと映画を見ていろいろ学びたいと思います。
念のために確認したら「ファニーとアレクサンデル」が受賞したのは米国アカデミー外国語映画賞その他でした。
映画館で拍手が沸き起こったのは間違いなかったと思います。
今までに映画館で数百本の映画を観てきたと思いますが、上映終了後に観客席全体から拍手が沸き起こったのはこの「パリ、テキサス」とイングマール・ベルイマン監督の「ファニーとアレクサンドル」の二回だけです(自分の場合)。
どちらもカンヌ映画祭でグランプリを取った作品ですが、納得のグランプリだったと思います。