木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

マタアイマショウ

2009-03-10 18:52:57 | タイムマシン
高校生の時から映画を見始めて「スクリーン」って雑誌を毎月買うようになった
いつだったか・・知ってるけど言わないだけだが
そのスクリーンのペンフレンド募集欄に投稿したことがあった
結構自信のある文だったんで採用されると思いこんでたのにボツだった
その直後、全く自信ない自己紹介が採用された
それに僕の住所と名前が掲載されて・・
確か10数通の手紙が届いた
その前から少しだけ文通って物を経験してたがこんなに来たので嬉しい悲鳴 ともう一つ
前の文ならもっと来たのに と思ったことも忘れてはいない



その中に埼玉の新座市に住む2つ下の女の子のが目についた
4枚の便せんにびっしりときれいな字が並んでいた
もう一人北海道の女の子もいい手紙をくれたけど彼女とは2・3度の行き来で終わってしまった

当然内容は映画の話だったが そのうち他の趣味の話にもなる
音楽の話が大きくなっていった
もともと雑誌に載った僕の紹介文は映画音楽のことだったから
それに食いついてくれた彼女は音楽好きだったわけだ

彼女とのやり取りがあったからこそ僕のポプコン好きが始まったとも言えるだろう
それから年のあいだを経て会った
僕が行ったんじゃなくて彼女が来てくれた
手紙のやり取りを始めて 多分2・3年過ぎてからだと思う
一目ぼれするような子じゃなかったけど 聡明で明るくてすごくいい子だった
僕は彼女を信頼してた いろんなこと尊敬できる子だった
ただ・・・愛しているとは・・


18からスタートしてずっと話してきた
それでも24・5のときにだんだんその度合いが減ってきたと思う


僕が結婚してしばらくした時
彼女から電話がかかってきた
「いま名古屋駅にいるんだけど・・

                     結婚した?」


その言葉を最後に 彼女の声を聞いたことがない

  洋子ちゃん 元気かな?


SEAMO マタアイマショウ (歌詞付)



いつの間にかタイムマシンに乗ってたかもね
コメント (24)
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