と言ったらびっくりするかな?
その対象は「rui」
漢字で書くと「塁」
ま、平たく言うと 盗塁 ・・・これが得意だった
中学3年の時に作文を書いた
その時の文章をかすかに覚えてる
『今、一試合平均 1.6666・・個の盗塁をしてるけど2個まで伸ばしたい』 と
でも実はそんなに足が速いというわけでもない
クラスの代表にはなれるけど学校の代表までには及ばない
盗塁はテクニックだ ってその作文にはえらそうに書いた
とにかくフォアボールでも相手のエラーでも一塁に出ると三塁を目指した
一球目に二盗 二球目に三盗 ってのもあった
ただし左ピッチャーだと二盗が難しかった
左投手は右足を上げて放る
でも一塁ランナーを見ながら投げれるのでランナーは勘でスタートする時以外は
右足が左足に交差してからでないとスタートできないのだ
もし交差してから一塁へ投げるとこれはボークになるから
でも右ピッチャーは左足を上げた時点でスタートできる
もっと言うと左足のかかとが上がった瞬間
もっというと左足を上げるために右足に体重がかかった瞬間ならなおいい
左ピッチャー相手より0.3秒くらいかな 早くスタートできる
その間にすすむ距離でセーフになる
だから中学の時は盗塁死したことはなかった
三塁盗塁はもっと簡単だった リードがたくさんとれるしそれを刺すテクニックを持ったピッチャーは対戦相手に一人もいなかった
調子に乗り過ぎて一度三塁直前アウトになりそうだった時も回り込んでセーフだったし
高校の時もスタートした直後にけつまずいたのに無理して二塁へ走って刺されたことが一度だけあったけど
その日にもう一度走って成功した
もっとも僕のやってたことはお山の大将的なもので一流校を相手にしたらそこまでうまくはいかなかっただろう
でも何事にも自分に与えられた有利な条件の中でそれを生かすテクニックを見つけることがある
今 盗塁ってものをここで出したけれど こんな物は生きてゆくためのテクニックでも何でもない
勿論それをプロとして成功させる人はそれなりの富も栄誉も得られるのだが
生きてゆくためにもっと大事なテクニックを僕は知らない
富を得るためにこの生活の中で何をどうしたらいいのか・・
そんなこと簡単だという人も世の中にはいるでしょう
でもそれを難しいと感じる人はもっとたくさんいるに違いない
自分に与えられた有利な条件(例えば盗塁なら少しだけ速く走れる足でしょうか)を見つけて
それを生かしたテクニックを磨けるように
そして充実した人生を歩けるように
そうありたいもんだよね
憧れ憧れ(笑)
まあお時間があれば・・
理想の盗塁
07.10.28.日本シリーズ第2戦