木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

お手並み拝見

2009-07-31 23:20:52 | Weblog
7月も終わったね
今月はまあまあだったけど来月の予定が入ってねーじゃん
これは気を引き締めて行かんとヤバいことになるんじゃないか
去年もこの時期から初冬まですごい厳しかった
悪いのにもっと悪くなって

麻生さんがまたブチ上げてたけどもう僕らの方までは絶対来てくれん景気だろうなと思う
違うことをして生きて行かにゃならんくなるかも
今更なぁ・・他にできることもないし

この前組合の日帰り旅行の時 長老が
「かっつん ガンバっとるか
 もうすこしたってみぃ
 もうライバルがいなくなるんで
 お前んとこ てんてこ舞するくらい忙しくなるぞ」
この10数年にわたって聞かされた言葉をまた聞いた
同業者はもう跡継ぎがいない所ばっかりで歳をとって廃業されてると
その仕事が回ってくる
昔はそういうこともあったと思うけど
不思議な話 最近はその仕事自体がその人の廃業でなくなってしまう
詳しく分析をしたわけじゃないけど
そのお年寄り先輩がやってた仕事はかなり安価
それを新しくやろうとするような人はいない
本当にいないんじゃないかもしれんけどやってもらおうとする意欲をそそられる仕事でもないんだろう

一つの物を作り上げようとすると色んな人の手を経ながら完成に近づいてゆく
でも最近はどこかで空洞が出来てる
この部分の担い手がいない
そうするとその仕事はいつのまにか廃れてゆく
こういう悪循環を起こして繰り返して 今の日本の物作りが縮小してきた
もう間に合わない状況まで来ました

多分こういう状況というのは物作りだけではないのでしょう

そのなかで経済の再生をいかにしてゆくのか
国民所得を世界のトップレベルにする?

お手並み拝見といきましょうか・・・
コメント (2)
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