木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

叱ること

2010-04-07 18:07:18 | Weblog
小学3年から高校3年までずっと野球部にいて幾多の先輩後輩と付き合ってきた
でも僕はあまり心を開くほうじゃなかったんで(今もそうで、ごめんね)
すべての人と一線を画してきた
というほどでもないか・・5年生の時はよく先輩にかわいがってもらったわ

で、全体を通してあまり怖い先輩もいなかったし
僕自身はやさしい先輩として後輩たちと接していたと自負していた

でもこの頃思う
逆に自分は冷たかったんじゃないかと

もっと口うるさいくらいにいろいろ言っていろいろ教えたほうが良かったんじゃないか

そう思うようになったのはつい最近のことだ
子供と接している 怒る叱る教える この三位一体の行為の何と難しいことか
自分はあまり得意なことじゃない
それはいいことだと思っていた節がある
とくに「怒る」と「叱る」について

得意じゃないからそれをしようとするとパワーが要る
パワーが要ることはしないほうが楽だ

それで通してきてさて子供たちはどんなふうに育ってきたか

僕自身は誰に後ろ指さされることもなく世間的には「普通」で通してここまで来たように思う
特別親に叱られた覚えもない
だから子供たちも何も言わないでもそういう人間になるに違いないという意識が心の中にはあった
でも、冷静に考えて もっとうまく怒って うまく叱って うまく教育すれば
もうすこし「上」に子供達を導けたのかもしれんなぁ と


怒ることと叱ることは完全に別もんなんだけど
叱るときには少しは怒りを見せたほうが効果的ではある
いろんなテクニックがあるんだろう
これは僕の反省みたいなものなんだが 実は世間一般にそうなってはいないだろうか

子供たちを叱らない親 それが多すぎるように思えてならない
怒りにまかせて叱るのは愚の骨頂だけど
しっかりした芯のもとに自信を持って叱り 指導できる大人にならなきゃいかん
ならなきゃいかん
ならなきゃいかん  のだ

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする