木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

よめ

2010-04-17 17:18:44 | Weblog
今更なんだが今はいない嫁の話もしよう

昔ギターのサークルをやってた そのリーダーのKUMAはもう一つレクレーションのサークルのリーダーも兼ねていた
で、そっちでイベントがあるとちょっとばかしギターの弾ける僕が駆り出される
それはしょっちゅうなんで知らぬ間に僕はそこのメンバー扱いになってしまってた
ただしみんなは会費を出してたけど僕は無し その代わりのギターかな?
ま、そこに彼女はいたわけだ
これを言うと感じ悪いのはわかってるけど 言っちゃうけど
彼女はそのサークルでマドンナと呼ばれてた まぁどんな? だ

ある時サークルが所属する施設の中でサークル同士の親睦を目的にするソフトボール大会が開かれた
当然正規会員じゃない僕も呼び出される
ソフトといえば野球だが それは僕のギターよりも得意な種目だ
当然その辺のやつには負けない かっこいい
案の定他のメンバーの非力さ故優勝は逃したが僕の評価は暴騰(と勝手におもっとる)
でもその日張り切りすぎてちょっとした擦り傷を作った
どうでもいいくらいだったのだがバンドエイドを差し出してくれた子がいた
それが彼女だった  2枚
これはチャンスだがね


サークルの中ではこんなことが言われていた
 ○○ちゃんはどれだけ誘っても絶対ついてこない
 年下の彼氏がいるらしいから
 また住所から何人かがそのありかを探したが見つからなかった

よっしゃ~ チャレンジしてみようと今から考えるとやらんほうがよかったかもしれんことだったか
中学時代からずっと文通をしてた僕は野球とギターの間くらい手紙書くのは得意だった
そして3枚のバンドエイドを入れた僕の手紙は彼女に届いた
「サラ金並みの利息を付けてお返しします ありがとう
 ・・・・・
 もしよかったら7時にあの駐車場で待ってます
 都合が悪かったら何も言わずただ来て下さらなくて結構です」

そうして約束の場所時間に彼女は現れた
それで僕の車に乗っちゃった

まず最初に障害があった
思想
当時僕と一致しない政治団体に所属  いろいろ話した
さっきも現実に話したが多少障害があって心をさらけ出したほうが仲良くなれる場合がある

 でもようするに最終的にはこれが心を分かち合う要因になったのかもしれない
 彼女の話はいつも反対するところから始まる
 まず反対してからその妥協点を探る みたいな
 だからどうしても心に垣根なくして話し始めることができなかった部分がある


とにかくその日から1対1の付き合いが始まってしまった
付き合えば付き合うほど彼女は不思議なほど僕を絶賛するようになる
面映ゆい話だが現実はそう流れた
だからこそ その裏返しは強烈だったわけだ

だがとにかく 美容院の脇の、人がすれ違えるかどうかの狭い路地を入ったところにある
彼女の部屋の合鍵が僕のキーホルダーに収まった



もう続けられん(笑)
コメント (18)
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