木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

太郎と敏子

2011-06-24 23:49:42 | Weblog
今日からプロ野球の再開・・だったんで
トルネのほうで「太郎と敏子の恋愛」を録っておいた
そんで見た

僕の見方は甚だいい加減なので二人の年齢差も正確には覚えていない
おぼえていないが多分15歳くらいだったんじゃないだろうか
最初22歳の敏子が30代後半の太郎に、太郎の才能にと言い換えることができるんだろうか
それに心を奪われたようである

太郎は漫画家一平と作家かの子との子
一般人とはいささか違った環境で育ったらしい
例えば家族写真を撮るとかの子の愛人も一緒に写ってるなんてことも
その世間の常識からある部分逸脱した太郎といかに接してゆくか
敏子は芸術家太郎のアシスタントとしてその活路を見出した



男がいて女がいる
例えば男を例にとってみる
それは多くの場合男の方が世間に相対していることが多いからだが・・
男に惚れる
男の才能、能力に惚れる
その場合 女はいかにしてその男を高めてゆくのか

敏子は徹底していた
太郎を褒める、励ます、一緒に悩む、アイデアを出す、一緒に創造する
岡本太郎の芸術は敏子を抜いては語れない
そこまで到達していた

しかし、多くの凡人の場合
男の隣にいる女が男の仕事に大きな影響を与えているのはほぼ間違いない
時には褒め 時には励まし 時には一緒に手を携えて事を成すことも有り
そういう人もいるんだろうが
その存在に男が発奮する場合もあるかもしれない

男がダメな場合、その隣の女もダメなことも多い
例外もあるだろうけどね
勿論男女逆に考えることもできる
片方だけがいい ってのは思い上がりなんだろう
うちは見事にダメだったってわけだ

太郎は敏子を妻にしなかった
なんと養女にしたのだ
勿論男と女の関係でもあったらしいのだが
子供がいない太郎 もし敏子を妻にすれば
半分の財産は妻に行くのだが 半分は兄弟などに分散してしまう
養女にすればすべて敏子のものになる
つまりそれは彼女が管理して一つのまとまった財産
それはお金というより芸術という財産を一手に敏子に任せられるから
そしてそれは死後の自分をその作品をより高めてくれるとわかっていたからだろう

いろいろな愛がある
それに優劣はつけられない
つけられないけど
ちょっとだけ僕は後ろを振り返ってしまった

コメント (16)
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