
栞子さんのお手並み拝見いたしました
水曜日に買って日曜の朝読み終わる
う~~ん 理想的な進捗状況
こんなペースで読み終えたこと、それだけでもこの本の評価に値する何かがあるんでしょう
僕にとってはですが・・
古書店店主の栞子と高校生だった大輔が大学を卒業してからひょんなことから絡み始める
4つの話のうち一番最初のが読みやすかったから
この本に引き込まれたんじゃないかな
大輔の出生の秘密がトントン拍子に明かされてゆく
それも「漱石全集」第八巻にある一つの書き込みからだ
死んだばあちゃんが残した全集のなかに
夏目漱石
田中嘉雄様へ
と書かれた跡があった
もしかしたら夏目漱石が誰かに贈るために書いた一文なのかも
そう思った大輔が栞子に鑑定を依頼する
入院中だった栞子は大輔の証言と古本たちの表情を照らし合わせながら
見事に真実に肉薄してゆく
2・3・4話も楽しめます
エピローグもいい
でもなぜか僕が一番好感を持ったのが「あとがき」
三上 延(みかみ えん)という人が何歳のどんな人かは知らないけど
本が好きで好きでこの話ができたということ
真面目な人のブログのように身近に感じられたわけだ
お薦めかっていうと
それは責任持てません
もし書店で見かけたら「あとがき」読んでみてください
感謝されますよ(笑)
今日の猫たち
ニャモ~~

ネムネム

マイケルもネムネム

一緒に寝てる クリックプレーズ
