木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

永遠の0 映画版

2015-04-26 23:07:59 | 映画
昨日月一のボーリングの帰りにゲオに寄った
金土日の三日間準新作と旧作が80円というコマーシャルを見たからだ
大ヒット作「永遠の0」と福山雅治の「そして父になる」の2枚借りてきた
まず「永遠の0」を見た
昨日の本の中にそれが交ざってたからご存じのように先に原作を読んであったから
ストーリー的には驚くところはない

この本は決して特攻隊を賛美するものではない
むしろそのシステムには批判的である
これこそ将来ある若者の大切な時間を奪い取る作戦
その立場に立って その中で若者たちがどんな心境だったのかを想像させる
みんな決して死を歓迎してたわけじゃない
口ではお国の為に自ら というが本心は生きて日本のために貢献したかったに違いないのだ
でも、本当に日本とそこに住む人たちを愛していたのだと思う
将来、日本という国はあるのか そこはどんな世界なのか
そのために自分たちができることをする
死にたくはないけど、そのために行く

僕たちの平和はその人たちの心の上に成り立っている
そうかよかった と言ってもらえるかもしれないが今の僕たちは感謝を忘れているはずだ

主人公の友達が「しょせん、自爆テロだろ」という言葉を発するが
そういうひとこそこの映画を見てほしい 原作を読んでほしい

若者たちは洗脳されたんじゃなくて、心から日本の将来を憂いたから
厳しい訓練とその先を選んだのだ

でも、そのシステムは間違っていた
熟達には達していない若者の操縦する多くのゼロ戦は敵の空母の前でその海の藻屑となってしまったのだ

時々、もう40だが、50だが今からでも日本の為になるのなら命を懸けて戦ってもいい
そんなことばをブログの中で見かけるようになった
実は僕だって60過ぎたけど、その気持ちがある
それが日本を愛する日本人の言葉だと思う
戦争は絶対に繰り返していけない
また部分的にも絶対にどこかで間違いを起こすから
9条は美しい
周りが日本人だけなら何の問題もない
武器を持たない人を日本は攻めるはずがないと今は思えるから
でも残念ながら日本の周りにはいろんな国がある
日本人とは違う考えの国々だ
それは昨今の情勢を振り返れば誰でもわかること
戦争をしないためにしっかりした防御態勢を整えなくてはならないと
痛切に感じる


 
コメント (2)
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