プレミアムフライディ

今ビジネスサテライトで初めて聞いた言葉
もう土日休みが定着したということでその前の金曜日を昔の土曜日扱いにする
例えば金曜日の社内はスーツじゃなくてデニムで過すとか
15時で退社をして余暇を楽しむ
それに付随するサービスの提供を画策する企業を紹介してた

いいことだとは思うがそうするためにはウィークデイの稼ぎを今まで以上に上げなければならない
サービスで利益を上げられる業種ならその時間の使い方次第で可能かもしれないが多分職人の世界ではかなり無理なことだろうと思う
いやそれに見合うAIを活用して制作の無駄を省くシステムが登場する日が近いのかもしれない
それは喜んでばかりはいられない　やがて仕事自体を取って代わられる未来が見えてくるということなのだ
今、40代以下の人たちにはまた厳しい世の中の到来を感じる


仕事を始めた頃、組合の旅行のときに当時の長老が木工所もいずれ週休二日の時代が来る　と僕たち若者相手に口にしていたのだが
まさか　とかしか思わなかった
それが思ってたのとはちょっと違う形で現実になり、やがて金曜日も当時の土曜日扱いになってゆく
いや終業時間こそ今でも17時だが気持ちの上では金曜日は出来上がってるような気がする

昔の時代、もっともっと昔の時代はそれこそ仕事は14時頃で切り上げ、それは女房子供に飯を食わせるためと自分のための働き銭を得る就業時間
そこまで働いてあとは人生を楽しむ
そういう生き方が主流だったようだ
宵越しの銭は持たねぇ　江戸っ子の人生は一方世間との関わりを断つ今の時代には難しい生き方ではあるが
それをクリアする生き方もあることはある

自分に合った生き方
楽しめる明日
さてどんな明日を迎えますか？