木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

日本人としての感情

2022-10-06 01:12:24 | ひとりごと

ロシアとウクライナ。二週間もあれば完全制圧と意気込んでいたロシアだった。最初のうちはある程度順調に戦果を収めてきたようにも見えたが二週間ではとても制圧できず、ここへ来て武器弾薬の消耗が激しくなると同時に隊員の統制まで乱れてきたような情報を耳にする。もしかしたら負けるのはロシア?アメリカやNATOからの援助は半端ないらしい。日本は少しの軍事援助もあったようだが殆どエールだけか?

ここへきてロシアの立場を擁護するような意見も聞かれる。僕は古い人間だから大東亜戦争で戦っている時はいざ知らずその後の対応ではロシアの前身のソ連の横暴とアメリカの戦後対応と比べればどっちに肩入れしたくなるか、普通の日本人なら同じように考えるに違いないと思っていたのだが日本も世間が広いってもんです。

お互い不可侵条約を結んでいたソ連なのに戦争末期日本の勝ち目がないと見るや終戦直前にいきなり日本を攻めてきた国。この卑怯な行動はいつまで経っても当事者でない僕らでも胸の奥底に重くて苦い感情を抱えてしまう。

一方のアメリカは確かに今考えても酷すぎる原爆投下をして日本の息の根を止めたのだがその後の日本の復興に関してはある程度の節度を持って力を貸し続けてくれた部分も否定できない。 もしも血も涙もないアメリカだったら日本の今はない。もしもその時の相手がアメリカではなくソ連だったら多分今僕はここにいない。そう思えてなりません。ソ連の兵士は当時の日本国民に対してそれはそれは人間とは思えない残虐な行為を繰り返していたようです。特に女性に対しての振舞いは筆舌に尽くし難く・・・実際に僕は見たわけではないですがこの伝聞は自然に聞こえてきたものです。

そして領土の問題でもどんな策略があったとしてもアメリカは沖縄を無血返還した。それを成したということで佐藤栄作のノーベル平和賞があった。もっと理由の少ない中で北方領土、樺太、アリューシャン列島を奪ったままで人の良い日本人を騙して少しだけ返還する可能性を匂わせて自国に貢がせ続けてきた。そしてついこの間、返還する気持ちはこれっぽちもなかったと白状しました。

ソ連ロシアの過去と現在を反芻すればプーチンの正義などとても信じられない。きっとアメリカやNATOにもきな臭い策略があるのだろう。それでもやはり実際に侵略という手段をとったロシアは許されないと僕は思う。

もしかしてこの先自暴自棄になって核のボタンを押すのではないか?

それが杞憂に終わりますように。そう祈るだけです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする