さて枕詞の後の話になります。その第10回ポプコン中部大会に初めて行って若者たちの音楽に魅了されたのですが音楽だけではなくて見た目でイチコロ状態になったところもありました。女性3人グループのギターやってる子に目が釘付け。市内の女子高生たちでした。この大会は1975年の9月に催されているので僕は21歳。少し遅い入り方でした。周りはみんな年下って感じ。
昨日書いた金沢の子も確か18歳の女子大生だった。だから女子高生に目が奪われても許されるでしょ?勿論ただの観客である僕にはそれ以上の繋がりはなく思い出の片隅にそっと置いただけのつもりでした。
この子は3人グループの目立たぬ一人だったのですがなんとつま恋の本選会に出場しこの大会のライブレコードにも収録されるという快挙を成し遂げました。この回のグランプリは言わずと知れた「時代」であり優秀曲は因幡晃の「わかってください」でした。すっげーと思ったものです。
ここにその時のライブ版があるのですが実は彼女たちの歌はそんなに上手くありません。女子高生の初々しさが弾けているという点で収録されたのでしょう。それとヤマハに編曲の大先生がいたのですがその先生に見込まれていたのです。僕はそう思っております。
何故って僕はその後時々ヤマハに顔を出すようになりそこで係の人からアマチュア審査員にならないかと誘われたのです。断る理由は一つもなし。
それで11回から13回まで中部大会の審査員をやらせてもらったわけです。
審査員は平等に一人5点の持ち点で各曲の評価をします。僕も1点から5点まで一生懸命審査したさ。忘れもしない12回の審査時一番高い点の曲がグランプリの一曲に選ばれたのですがもう一曲のグランプリはそんなに点数の高くなかったその僕が注目してた子の曲が選ばれてしまったのでした。それは大先生のツルの一声。世の不条理を感じると共に選ばれたことが逆に嬉しかったりもしました。
あーごめんごめんまとまりのない文章でまた2時半。
またねー。