4年前の今日 父親の最後の夜だった
だいぶ悪くなって一人部屋に移った
それはもう長くはないんじゃないかと想像させること
老人病院と呼ぶに近いそこでは毎日のように繰り広げられてる光景なんだろう
死が近い人を世話するのも慣れたもの・・・
「大丈夫ですよ お帰り下さい もし急変するようなことがあったらすぐに連絡しますから」
夜見舞いに行って、もしもの対応が必要ならそこで泊まるつもりだったのだがそう言われたから
まだ大丈夫なんだろうという気持ちで母と二人帰途に就いた
昨日午前6時50分枕元の携帯が鳴った
「お父様の容態が急変しましたので至急こちらの方においで願います」
のあと 「何分で来られますか?」があったのでもうその瞬間覚悟が決まりました
母を呼んで支度をしてるうちに先生からもう一度電話
「カルテによりますと心臓マッサージなどの延命措置を希望されないようなのでこのまま見させていただきますがよろしいでしょうか?」
母だけでなくそばにいた息子とともに病院へ着いたのは7時15分
もう心臓の動きを表わす機械が直線のまま
「心停止の状態です 7時19分ご臨終です」
最後と覚悟した病室の空気が固まった
これが翌日(2007年11月12日)に書いた日記の一部
春に入院してから日帰り旅行があった一日以外毎日見舞いに行ったのに
本当の臨終の瞬間に隣にいてやれなかったことと
何故か焦って翌日の一番に葬儀をしてしまったことがなんとなくずっと心残りだった
それなのについさっきまで11月11日のことを忘れていた
僕が帰宅してから母がたこやきなんかを持ってきてくれてたんだけど
その時も明日のことは一つも言わない
勿論母はそのことを忘れているわけではない
それでも不肖な息子はつい忘れてしまっていた
今 お経を上げた
すまんなぁ おやじ
だいぶ悪くなって一人部屋に移った
それはもう長くはないんじゃないかと想像させること
老人病院と呼ぶに近いそこでは毎日のように繰り広げられてる光景なんだろう
死が近い人を世話するのも慣れたもの・・・
「大丈夫ですよ お帰り下さい もし急変するようなことがあったらすぐに連絡しますから」
夜見舞いに行って、もしもの対応が必要ならそこで泊まるつもりだったのだがそう言われたから
まだ大丈夫なんだろうという気持ちで母と二人帰途に就いた
昨日午前6時50分枕元の携帯が鳴った
「お父様の容態が急変しましたので至急こちらの方においで願います」
のあと 「何分で来られますか?」があったのでもうその瞬間覚悟が決まりました
母を呼んで支度をしてるうちに先生からもう一度電話
「カルテによりますと心臓マッサージなどの延命措置を希望されないようなのでこのまま見させていただきますがよろしいでしょうか?」
母だけでなくそばにいた息子とともに病院へ着いたのは7時15分
もう心臓の動きを表わす機械が直線のまま
「心停止の状態です 7時19分ご臨終です」
最後と覚悟した病室の空気が固まった
これが翌日(2007年11月12日)に書いた日記の一部
春に入院してから日帰り旅行があった一日以外毎日見舞いに行ったのに
本当の臨終の瞬間に隣にいてやれなかったことと
何故か焦って翌日の一番に葬儀をしてしまったことがなんとなくずっと心残りだった
それなのについさっきまで11月11日のことを忘れていた
僕が帰宅してから母がたこやきなんかを持ってきてくれてたんだけど
その時も明日のことは一つも言わない
勿論母はそのことを忘れているわけではない
それでも不肖な息子はつい忘れてしまっていた
今 お経を上げた
すまんなぁ おやじ
こうして手を合わせてお経をあげてる息子を
ちゃんとありがとうって見てくれてると思います。
私ももうすぐ1年なんて信じられません・・あの時は心配かけました。
臨終にそばにいれなかった・・それは私はもっと感じています。だって急逝だもの。心が追いつきませんでした。それは 本当は今も・・だけどね。明日はポタ母さんとみんなでお父さんを想ってあげてくださいね。
かっつん、最後に側にいれなかったかもしれないけど、ちょっと忘れちゃってたかもしれないけど、お父さんは怒ってないからね。
お父さんの事、沢山ここで思い出しながら書いてるのきっと見てくれてるし、何度もありがとうって思ってくれてると思うしね。
うちのお父さんなんて、亡くなってからもう9年になるけどこっちが怒りたい位よ(笑)
だって、誰にも何にも言わずに勝手に死んじゃったんだもんね。。。
だから、今は笑って昔はこんな事あったなぁ~ってみんなで語ってお父さんを安心させてあげてね。
よく頑張ったね
世の中には突然の悲しい別離に見舞われる人もいるし 長い期間寝たきりで介護をされる悲しみ する苦しみ そういう苦労もある
どっちにしても辛い時期があるよね
またどっちの苦労もしてない人は親の愛に恵まれていなかった場合もある
どこも+-するとイコールに近づくものかもしれないね
でもその中で子供を喪う悲しみは・・
ねぇ
彼女はまだ立ち上がれないんでしょうか
それも気になります
僕のことを怒ってるということはないと思うけど・・
親父はね家族に対してはすごく優しかったよ
ところがよその人には言いたいこと言って・・
普通と違う人(笑)
「あのお父さんではきみも苦労するだろうね」
そう言われたもんだけど
「えっ うちでは優しいですよ」というと
「うそっ?」って(笑)
だからね僕のことを怒ってるはずはない
はずはないけど 忘れちゃっては僕自身が申し訳なかったんだ
だからちょっと反省文
書いちゃったわさー