木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

2024-10-18 17:37:54 | ひとりごと
先週母の様態が悪い方に進み、食べるものを摂れず水分も摂れず、お腹のがんもその存材を主張し始めて急に先が見えかけてしまってます。
準備していた病院の緩和ケア病棟への入棟の申し込みをしました。
もう準備は整い23日を待つばかりです。
この二日ばかりは点滴などのおかげもあって幾分楽な時間を過ごしているようです。
それにしても5月の圧迫骨折での外科入院、老健へ、グループホームへ、そして緩和病棟へ。
この半年の流れはそこに従事する方々の優しさに頼り、組織に頼り、守られて僕自身何の苦労もせずに流れに身を任せたままでした。


普段行政への不満を口にしながらも実際はそのおかげでここまで来れているということに感謝するしかありません。
昔なら仕事を辞めて母の看病をしなくてはならなかったのかもしれませんが自分が楽をしてしまっているということに後ろめたさと感謝が混在しています。
外科はともかくその後の二施設では十分に介護していただきましたが母の寂しいという気持ちまで癒してはあげられなかったようにも思います。
今週に入ってからは毎日会ってきていますがきょうも「もう帰れるのか?」と質問されました。
帰りたい一心だと痛感していますがこうなってしまっては僕の介護ではもう至らないことは明白です。
今度は水曜日に病院へ入るのだ とは今日も結局口にはできませんでした。
もう帰れるよ と一瞬のウソをついてもすぐに忘れるのだから今だけでも安心させてあげたいけれどやっぱり僕はその嘘をつけません。
まだわからんのだよ  そっちの嘘をついてしまいました。


今週に入ってからはベッドで寝たまま。
車椅子なら軽く肩を揉んであげれてたのだが 気持ちがいい ありがとう の言葉はまた次の場所で投げてもらえるだろうか。
またご報告します。

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4 コメント

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natuさん (かっつん)
2024-10-21 17:43:59
今の生活になってご苦労が重なりますね。
僕は色々助けてもらっちゃってこれでいいのかと思ってしまってます。
公。彼女。娘。
娘が帰ってきたのは僕を助けるためだったんじゃないかと思えるくらいです。
相変わらず転ばぬ先の杖をしてくれている彼女の存在も大きいですね。
この前も今度の病院へもってゆくものの指導を受けてしまいました。
僕自身はのんびりしすぎで逆にこれでいいのかと思えるほど。
他に任せられることは大いに甘えてできるだけ自分の幸せを満喫してください。
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Unknown (natu)
2024-10-20 10:58:42
かっつんさんの今の心境よく分かります。
私も退院後自分お体を維持することが精一杯で爺さんの面倒を見てあげられなくてつらい思いをしています。脳幹梗塞の後遺症があるため爺さんの付き添いが出来ず不自由な体で一人で出かける姿を見るとつらいです。思うようにならない事もあるのですからあきらめることしかできませんよね。
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かずちゃん (かっつん)
2024-10-19 11:34:31
ずっと親に触るってのが出来なくて、18の時に弟の臨終で泣き崩れてた母の手を取ったことを憶えています。それ以降にもなかなか出来ませんでしたが父親が衰えてきた時車への乗り降り介助で出来るようになってきました。でもねぇ触れることは僕に取って難しい事でしたね。
母の肩を揉む。先日は結構自然に手を取ることができました。ここへきて成長してきています。(笑)
緩和病棟への入棟、不安が縮小しています。
ありがとうございます。
ウソは努力してみます。。。
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Unknown (かずちゃん)
2024-10-18 22:12:33
緩和ケア病棟は普通の病院や施設に比べて本当に手厚くお世話をしてもらえます
居心地という意味ではお母様も満足なさるかもしれません

でもかっつんさん、今はウソをついてあげることも親孝行なのでは・・と、思ったりもします
全て覚えておられるならそういうウソは傷つけることになるかもしれないけれど、明日にはまた同じ質問が出るのであれば、たとえ一時でも帰れるという喜びの気持ちを与えてあげるのもいいかもしれませんよ
緩和アケアは多分24時間面会OKのはず
じっとみているのは辛い・・・特に男性はそうだと思いますが、少しでもそばにいてあげてくださいね
そして身体のどこかに触れてあげてください
それだけでお母様は安心感を得られるはずだから
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