木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

2年前の仕事

2021-03-17 01:15:46 | 仕事
2年前に数種類の仕事の注文を受けた。
そのうちの一種類、百個の注文だったが五十個しか在庫がなかった。
ちょっと忙しかったのでそれは後回しとして一年が過ぎた。
そこでまた2種類ほどの注文を受けてそれは程なく納めることができた。
前の仕事は10万円ちょっと、一年前のは4万円。
まだ完納してなかったので僕は請求書を出してなかった。
今月、他のお客さんからその未納分の品と同じ品を注文を受けて早く欲しいと宣ったのでしょうがなく一日かけて機械のセットをした。
こんなの職人さんがいれば1時間でできる仕事だ。
絶望感とともに天国に電話して聞きたい気持ちを先日のブログにも記した。
なんとか形を整え、その刃物をセットしたがそれは同じサイズの違う形だった。
必要なものが刃物の箱に入ってない。
刃物の箱は数個あってその一つ一つに30種類くらいの刃物が入っている。
全部職人さんが鍛冶屋をやって叩き出したもの。
もう一度彼に頭を下げた。
そしてようやく箱じゃないところにあったその刃物を見つけた。
これは僕自身がここに置いたんだったと気付く。
本当は機械で挽いたらそれで仕上がりのはずがやや難あり。
も一度出来上がったものを一つ一つロクロにかけて仕上げた。 仕上がりは綺麗だ。
それで急いでたお客さんの分30個と2年前の注文残りの50個を作った。
30個はそのまま届けて集金、そして50個の方は宅配で送った。 15万の請求書を入れて。
ずるい人なら払わんかも と一瞬思って。

今日口座を見たら送った3日後、3月10日に15万の入金があった。
未納分の請求は一度たりともなくて納めたら即支払い
正直な人に恵まれている。
ありがとうございます。
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