船舶用の両爪錨です。ストックアンカーの一種です。
一般的には唐人錨と呼ばれてます。
矢印、関東では通称『カンザシ』です。
丸木とかをさす場合が殆どですが単管を加工して取り付けました。
「何のためにあるのですか?」と訊かれました。
「錨を水中に沈めると二つある爪のどちらかが海底に付く。ロープが引かれれば爪が海底に食い込んで行く}
この説明で理解したようです。
アンカーロープの端に擦れ止め用の金具(シンブル・通称桃環)を入れます。
アイスプライスの少々面倒くさいバージョンです。
これをシャックルで錨と接続いたします。
※本来は錨との間にチェーンがあるのですが本日はチェーンが間に合わなかったので写ってません。
これを150mほど沖合に投錨。海水浴場の区画を示すブイが岸まで伸びることになります。