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MAMIYA - 6  IV  (120・スプリングカメラ)

2020-07-21 12:24:55 | カメラ レンズ 写真用品

スプリングカメラはいくつか持っているのですが 流石に古いので状態の良い物はこれだけです。
MAMIYA - 6  IV ¥15,300  昭和22年(1947)........... 私が生まれるにはまだまだ時間が必要。

今までの記事も、胎内記憶か前世の記憶で記しておりますので、この機種も同様に。


レンズは  Olympus Zuiko F.C. 7.5cm
シャッター速度は B・ 1 ・2・ 5・10・ 25 ・50・ 100・ 250 ・500  昔のカメラでは珍しくありません。
ちなみにその後は B・1・2・4・8・15・30・60・125・250・500・1000・・・・・と、等倍配列に。
そして現在は電子シャッターになり無段階。ですが、シャッター環のあるカメラは上の表記がされてます。

セルフコッキングはまだです。レンズ上部のレバーを操作してチャージ。シャッターを切るとレバーは戻る。
撮影の度にこの操作は必要。

 

虹彩絞り F3.5~f22
赤矢印のギザギザを回すと、青矢印の指標が動く。
絞り環の前に小窓があり刻まれた数字が見えるがいまのところ何か不明。

レンズ部の赤丸の裏側 突起がある。シンクロ接点?。

軍艦部 左側に巻き上げダイヤル。通常は巻き戻しクランクがある場所ですが120なので巻き戻しは不要。
そのダイヤル下にフィルムカウンター。120フィルム 6×6判なので 1~12. 巻き上げると動きます。フィルムを入れて検証したいが...。
中央にアクセサリーシュー。
その前の〇は折りたたまれたレンズ部のロック解除釦。押すと発条仕掛けでレンズ部分が飛び出す。スプリングカメラの所以。
軍艦部右前にシャッター釦。
右端の扇形は距離確認窓。被写界深度目盛りもあります。
凸レンズと凹レンズを組み合わせたマークはこんな時代から使っていたのですね。
S Mは鞭・蝋燭・枷などとは無関係 たぶん創業者の間宮精一の頭文字。

背面:中央の〇はフィルム裏紙の駒番号を読み取るための窓。
しかしこのカメラは巻き上げると一定量で止まります。カウンターもあります。
装填は裏紙のスタートマークをカメラ内に合わせて....最初の齣まで空送り。これに必要なのか?。

巻き戻しダイヤルの下側 矢印とレバー。巻き上げダイヤルのロック解除レバー。
撮影後スライドさせると次の巻き上げが可。撮影しなくてもレバーを動かすと何度でも巻き上げが可。

構えたときに右手親指の一にギヤ。一見フィルム巻き上げノブのようですが実はこれが距離合わせのためのノブ。
回転させるとフィルム面が前後するバックフォーカシングシステム。二重像合致式の連動距離計付き。
フィルム面の移動とともに軍艦部の扇形の中の距離盤が回転する。

裏蓋を開けるとフィルム圧版がボディ側に。昨日のSAMOCAだけではありませんでした。
この圧板は引き抜けます。

 

同位置から無限遠と最短距離に設定して状態を撮影。
フォーカスノブの下あたりを視ればフィルム面が移動していることが判るかと。

底面:中央に三脚ネジ穴。
両端のつまみはフィルム装填用。

レンズ部を収納するには両側のたすき部分(赤矢印)を人差し指で引く。ロックが外れるので前蓋を閉める。(私の手が特別出演)

レンズ部を収納したところ。 Vest Poket kodak ほどではありませんが かなり小さくなります。

ヴェストのポケットには入りませんでしたが上着のポケットには入りました。

状態が良いので撮影できそうです。フィルムもあることだし、梅雨明けしたら考えてみます。

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