マスターレンズとカメラボディの間に挟んで焦点距離を長くするリアコンバータです。略して「リアコン」とも言います。
見出し写真はNikkor50mmに 2×TELEPULUS PRO300(kenko製)を装着しました。焦点距離100mmの中望遠として使用可能です。
kenko製の二倍リアコンバーター
左はだいぶ前(40年以上前¥17,000)のMC6。MC4と言う廉価版もありました
右は現行製品の一つ前のモデル(¥30,000くらいだったと思う) 見た目に差は無い。
大きさの差は性能の差?
最初に購入したリアコンバーターがkenko製でした。OLYMPUS Pen FT用の二倍です。
現在は自称弟子の元にあるはず。
左はNikon製 ×1.7 ¥57,500。マウントから光学系が突き出てますので汎用としては使用できません。
Nikkorの望遠専用です。300mmからだったか。(300mmより短いレンズでも数本は可)
レンズキャップも通常の物ではなく専用です。
グレーのキャップは黒いボディキャップの代用にはできますが逆はいけません。
二倍のリアコンの場合は赤枠の中を左右上下200%引き伸ばします。
面積を4倍にした画像から1/4を切り出します。
と言うことで露光量も1/4になります。
二絞り開ける・あるいはシャッター速度を二段階分落とす・一絞り開けて速度を一段落とす。
状況により選択いたします。
D700に Nikkor50mm と kenko2倍で撮影してみました。
まずはNikkor50mmf1.4 f8に絞ってAUTO撮影です。ファイル情報は1/800となってました。
kenko2倍を装着してのAUTO撮影です。ファイル情報は1/160 条件が一緒ならば1/200ですが、時間差がありますので1/3EVくらいはバラつきがあるでしょう。
まあまあ実用の範囲かと。