難波橋の別名が「ライオン橋」。
橋の端し。親柱の上にライオンが鎮座しております。
写真は南側。行きませんでしたが北側にも当然あります。
このライオン像は著名な相場師だった松井伊助が自費で五体を製作。
そのうちの四体を難波橋用に大阪市へと寄贈。
残る一体を自分の別荘である和歌山県の六三園に置いた。.....らしいです。
かなりリアルなライオンです。
気をつけて視ると口を開けているものと閉じているものと。
阿吽です。狛犬ですね。
....神社にある狛犬はどうしても犬には見えません。
よい機会ですのでちょと調べてみると....。
ライオン像は 古代エジプトで大量に作られました。
それが世界に広がる途上、ネパール辺りから形が崩れ、
朝鮮半島から日本に着いて狛犬と呼ばれ 神社の門前の守護獣となった。
沖縄のシーザーも先祖は同じだそうです。
両手をそろえて着き 口を閉じたまま 穏やかな表情の吽形( うんぎょう )の獅子像は 日本特有のものである。
沖縄のシーザーは 元々 阿吽一対ではなかったが 明治になって
日本本土の影響を受け阿吽の対になった。
神道神社の阿吽の形の狛犬は 仏教の仁王像からきたと思われる。
..........やっぱり「狛犬」でしょうか。
「狛犬」ならば...大阪天満宮が近くにありますからね。
ならば天神橋にあるべきだと思う方が居ることと思われます。
ですが橋の両端親柱の上に四体ですから天満宮の「狛犬」では無いでしょう。
地図を広げてみるとすぐ近くに「大阪証券取引所」がありました。
松井伊助の舞台だったと考えるのは間違いでしょうか。