昨日の続きですね。
当時、旭光学が6×7用に輸入販売した BILORA(ドイツ製)です。 型番とかは忘れました。
まだ1$が¥360の時代でした。雲台+三脚で$1,000 軽四輪が買える価格でした。
全部伸ばしたところです。全高3m弱です。重量は・・・とにかく重いです。
がっしりしているので長時間露光。超望遠撮影などには欠かせない逸品です。
この三脚の大きな特徴が偏心です。
接地面が水平でなくても偏心させることで容易に鉛直が出せます。
パノラマ撮影では大いに力を発揮してくれます。
エレベーターの他にオプションですが交換パーツがあります。
雲台をつければ真下の撮影が可能です。
矢印のネジを緩めるとさらに開脚します。
三本とも広げると微動だにしないローアングル撮影が可能です。ちょっと面倒ですが。
だいぶ前の話ですが、とある駐車場に車を乗り入れましたら
カップルに声を掛けられました。シャッター釦を押してほしいと言うことでした。
撮影後、車のトランクからこの脚を取り出し広げましたら。
「エッー!。凄い人に頼んじゃったのかもしれない」と言う声が聞こえて来ました。
この三脚に「PENTAX AUTO110」を載せてみたかったーぁ。絶対に受けたと思います。
つ づ く