X-7で撮影したminolta SR-7です。
まともに写ったのはこれ一枚でした。
他はこんな感じでした。
原因はX-7の本体と裏蓋との遮光性ですね。経年変化でモルトプレーンが劣化したためでしょう。
見かけはまだ綺麗でメカは問題なく作動しているのですが。
裏蓋をよく視るとモルトプレーンの残骸が貼りついてました。(撮影の為少々剥がしてみました)
赤矢印にモルトプレーンの残骸が(たぶん以前の持ち主が剥がしたのかと)
青矢印の幅広いモルトプレーンの跡。これが無いことからヒンジ部分から光線が侵入して画像に縦筋が入ったものと想われます。
X-7は捲き上げ軸に乳剤面を外側にして捲き上げられます。
これも侵入した光線の影響を大きく受けた原因でしょう。
見出しの画像が無事だったのは最後の一枚で、
帰宅してから室内で捲き上げ、撮影後すぐに捲き戻したためでしょう。
この狭い溝にぴったりと嵌るモルトプレーンを加工することはまず無理ですね。
しかし、出来るだけのことをしてみようかと思います。
もしかしたら、X-7 修理編 へと つ づ く