これも今は無きサン光機(千葉県の市川に本社があったことを記憶)製のZOOMレンズです。これも知人の祖父の遺品です。
詳しい年代・価格は不明。マウントが交換式でないことと材質、造作などから後期のものと思われれます。
ズームは回転式 焦点距離により長さが変わります。
35mmが最も長く、望遠側の70mmがもっとも短いです。
ちょっと違和感がありますがこのタイプの物はけっして珍しくはありません。
望遠側から釦を押しながらさらに回転させると簡易マクロ(1/3.7)撮影が可能です。
回転ヘリコイドです。最短撮影距離は80cm。2倍ズームですから繰り出し量は僅かです。
OLYMPUSのキャップが着いていたのでてっきりOMマウントだと思ってOM-10を出してきましたが装着不能。
マウントをよく視ると Y/C の刻印が。YASICA・CONTAXマウントでした。
状態が悪くないので撮影してみたいと思いましたが、いまのところボディの持ち合わせがありませんので次の機会に。
レンズ専門メーカーは以前はけっこうな数がありました。
シャッターが機械式から電子シャッターに移行されて交換マウント式では対応できなくなりその数を減らしました。
昨日のKOMURA 本日の SUN TAMURON SIGMA TOKINA KOSHINA SOLIGOL
などなどちょっと思い出すだけでもかなりの数があります。(カメラも作っていた・のちにカメラも作ったメーカーも含む)