モノクロームの次はカラーネガです。
ご存知のようにカラーネガはオレンジ色のベースです。
(私の記憶が確かならば1967年現在サクラカラーはオレンジベースではありませんでした。)
このオレンジ色のベースが色調を云々と言う記載を良く視ますが...とりあえずスキャンしてみます。
撮影はD2X。ホワイトバランスはAUTO。-0.7 1.0 +1.7の三段階で露光 ピントはAF。
写真上左 3枚のうち良さそうな一枚。 写真上右 Photoshopで諧調の反転。まだ視るに耐えません。
Photoshop イメージ/諧調補整/レベル補整/自動補正 で上の画像です。
何とか観られます。経年変化(このfilmは30年以上経過しております。)でネガのクオリティも落ちていることを考えれば宜しいのではないかと。
逆光気味な画像に同様な処理を施してみました。
人物もなんとか及第レベルかと。
このほかに50年前の人物も同様に処理をしてみました。これもまあまあなレベルでした。
*********一番の問題点はネガの保存状態です。
取り扱いが雑だったネガはゴミの付着、カビ、変色、退色があります。それさえなければ概ね良好な結果が得られそうです。
掲載した写真はレタッチを施してありません。上記はそれをすることにより多少は解決するかと思います。
※HAKUBAの製品にメタルフードと言うものがあります。
これはフード先端にもネジが刻んであります。
これを用いればBR-2・BR-3や接写用のドローチューブは不要です。但しステップダウンリングは必要です。
試してませんが長さは...たぶん大丈夫かと...。
ES-1のビッグサイズがあればブローニフィルも処理できそうです。
既製品は見つかりませんでしたので自作を考えてみます。