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伊豆大島渡航記 セーリング 平成三年十一月(1991)その2

2022-01-28 12:16:19 | Weblog

 ※今回の画像は主にVHS-Cで撮影したビデオからのキャプチャーです。
  テープはところどころに黴が生えており再生された画像は芳しくありません。
  サイズが小さい画像がビデオ 大がスチールです。

 十一月二十一日(木)

 06:00 目覚まし時計が鳴った。起床。T海に声をかけ起こした。
 玄関を開けるとSとK(両名とも非メンバー)はすでに到着していた。
 挨拶もそこそこに海を視た。
 凪とは言い難いが荒れているというほどでは無い。
 空、雲量はかなりのものだが雨の気配はない。

  飼い犬に餌をやる。留守中の世話は知人が引き受けてくれた。
 T海が漸く現れた。玄関に出しておいた荷物を外に出す。
 暫くしてY 田(YACHT CLUB会長)が顔を出した。
 Y 田の車に荷を積み込む。それぞれの車は我が家に駐車して置く。

 06:30 出発
 06:45 マリーナに到着。十一月末の吹き曝しの港は『寒い』


 荷物を艇に運び入れる。大部分は前日までに運び入れていたのでたいした量ではない。
 Y 田がビデオ撮影。

  ↑ 艇に乗りこもうとしている私。まだ頭頂部に毛髪がある!。
 エンジン始動。機嫌が良さそうだ。無線機・GPSのセッティング。
 その簡に湯を沸かし茶をいれる。朝食。
 出勤するY 田を見送る。Y 田とアマ無線で交信。電波状態はGOOD。

 08:00 出航。 離岸。
 クルーのポジション ヘルムスは私。スタンのもやいをSとK。
 バウのもやいをT海。
 この時バウのもやいを通常の物と換えてループに取っておいた。所謂『行って来い』という奴だ。
 つまり片方をクリートから外して引けばそっくり船の中に取り込めるようにしておいた。
 T海は両端を解いて岸壁に投げ上げてしまった。係留策が一本減った。
 (充分な予備があるので問題は無いのだが)

 港を出るとすぐに艇を風に立てメインセールを上げた。風が結構あったのでワンポイントリーフ。キャプチャー画像はフルメイン。
 ジェノアは八分展開き。


 Sがヘルムスを志願したのでティラーを渡した。
 エンジン停止。

 08:30 ハーバーリミットを超える。
 湾口を出るのに向かい風だったので思いのほか時間を喰ってしまった。
 レースでは無いので機走すれば簡単だったのだがタッキングの練習を兼ねて敢えて機走をしなかった。

 09:00 行川が見えて来た。艇速は6ノット強。

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 A  メインセール B ジェノア C スピンネーカー
 バウ 船首 ・ スターン 船尾 ・ ティラー 舵柄 梶棒 ・ ヘルムス 総舵手

 ↑ クリート 船を係留する際にロープを結びつける金属製の器具。船体や桟橋などに取り付けられている。


 タック(タッキング)船首が風上を通り帆に風を受ける側を逆方向にする操縦法
 船首が風下を通るのはジャイブ。

 時速 1ノット  1時間に1海里(1852m)進む速さ
 1海里は 緯度1分 地球の円周(4万km)の1/360の1/60
 単位がknotなのは ↓


 

つ づ く

  後のために  ダイビング編目次 へLINKを貼ることにいたします。



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